有元葉子さんのエクラ連載企画が単行本化!おいしくて素敵な食卓が「2皿」でつくれる理由

エクラの人気連載、有元葉子さんの「この2皿さえあれば。」をまとめた待望の単行本が、この秋発売に。有元さんの料理はどうしてそんなにおいしく、素敵なのか? 唯一無二にして、進化を続けるその魅力の源を、ご本人に伺いました。

この夏完成した退化したキッチン

有元葉子さんの退化したキッチン
有元さんが立つのは、ともに建築家である長女夫妻の八木家と一緒に、湘南の高台に建てた家のキッチン。天井が高く、南向きのガラス張りの窓から、日がたっぷり降り注ぐ。靴こそ脱ぐものの、玄関からキッチンまでフラットに続く設計で、床がタタキだった昔の家の雰囲気がどこか漂う。「キッチンも、昔ながらの朝顔(鋳物ガスコンロ)を入れたりして、進化ではなく退化させているんです。そのほうが豊かでおいしいものが作れるから」。

ボリューム肉+たっぷり野菜

有元葉子のボリューム肉+たっぷり野菜の連載
’18年3月号 撮影/三木麻奈

ワインがすすむ2皿

有元葉子のワインがすすむ2皿の連載
’15年7月号 撮影/三木麻奈

色の妙

有元葉子の色の妙の連載
’15年2月号 撮影/三木麻奈

鍋+副菜

有元葉子の鍋+副菜の連載
’14年12月号 撮影/木村 拓

印象に残るほどおいしくて素敵な食卓が「2皿」でつくれる理由

6年前にエクラの連載をスタートしたとき、なぜ「2皿」をテーマにしたのかといえば……。

例えば、お肉料理なら、私だったら、もう一品は野菜たっぷりのお皿が欲しい。炊き込みごはんなら、もう一品は汁物がわりの茶碗蒸しを作ろう……というふうに「2皿」なら、食べたい組み合わせが浮かびやすいからです。

「魚や肉/野菜」といった材料の違い。「カリッ/ふっくら」といった食感の違い。「しょっぱい/淡泊」などの味の違い。そして、「白/緑」といった色の違い。「2皿」はさまざまな点でバランスがとりやすいのです。

今はどんなものを食べたい気分かな、と体の中の声に耳をすまして、店先でおいしそうな顔をしている旬の食材を選ぶ。立派なほうれん草が目について、おひたしで食べよう、と決めたら、それなら相手はお肉かな、魚かな……と考えて2皿目を決める。

汁気が欲しければ、たっぷりのお茶や吸い口だけ添えたおだしを添えても。炭水化物が必要ならば、ごはんでもいいし、パンを添えても。「2皿」にさえ力を入れれば、あとはプラスアルファで、豊かな食卓が整います。こんなふうにふだんから「2皿」の献立を練習しておくと、人を招くときも気取らず素敵な食卓をつくれるようになります。
有元葉子 『この2皿さえあれば。』

有元葉子 『この2皿さえあれば。』

ふだんのごはんにももてなしにも役立つ、有元さんのセンスがつまった一冊

「有元さんの連載をぜひ単行本化してほしい」との多くのラブコールに応え、発売中。秋冬に食べたい52のレシピを掲載。レシピに加え、珠玉のエッセイや美しい写真がつまった一冊。¥1,800/集英社

レシピを見て作ったかたは、ぜひ #この2皿さえあれば でSNS投稿してみて。

  • <有元葉子さん・神レシピ1>牡蠣の春巻きと白髪ねぎ

    素敵で豊かな暮らしを体現し、多くの女性の憧れである有元葉子さんがエクラで連載している「この2皿さえあれば。」をまとめた待望の単行本がこの秋発売! 連載の中で人気だった「牡蠣の春巻きと白髪ねぎ」のレシピを公開。パリッ、サクッとした歯ごたえで、中の牡蠣のふっくらとしたうま味があふれだす!

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