五感に響く器と宿に出会える 金沢の旅スポット五選

2017年2月11日
伝統文化が息づきながら時代の変化も受け止め、訪れるたびに新たな感動がわき起こる金沢。正道を追い求める職人から気鋭の作家まで、とびきりのセンスにめぐりあえる金沢の旅スポットをご紹介。

1.べにや無何有

檜造りの露天風呂と大浴場でも湯が楽しめる。泉質は「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉」 

自然に抱かれた山代温泉で真の安らぎを静かに味わう

  • 明るく開放的なロビーから山庭に下り、散策することも
  • 地元や近郊の産品にひと手間かけ、自家製総菜も並ぶ充実の和朝食。好みで洋食も選べる

時の流れに身をゆだねる本当の贅沢がここに

 山代温泉街を望み、かつて温泉寺の寺領で薬師山と呼ばれていたという緑あふれる丘陵地。その中腹にたたずむ宿が、『べにや無何有「むかゆう」』だ。赤松や楓などが茂る山庭に面して開かれた客室は、すべて露天風呂つきの17室。穏やかな光とすがすがしい空気に包まれ、気持ちがたちまちリセットされる。
 そんな心地よさをいっそう高めてくれるのが、スパで受けられる独自のトリートメント。古来より薬師山に伝わる癒しの妙法、温泉と厳選の薬草を用いたケアが心身を穏やかにときほぐす。また、山代温泉水と天然由来成分を配合したオリジナルのアメニティは、優しい使用感と香りにホッとする。料理は加賀近郊や北陸はもちろん、各地から選りすぐる旬の食材を使用。素材の味をていねいに引き出した、洗練のメニューを堪能できる。
 「からっぽな空間ほど光が満ち、何にも縛られない時が豊かさをもたらします。山代の歴史と刻々と移ろう自然があればこその、安らぎを感じていただけたら」と女将の中道幸子さん。日常からしばし離れ、ここでしか味わえない至福に心ゆくまで浸りたい。
  • アートやデザイン、旅、小説など、多彩な蔵書が収められた図書室。客室へ持ち帰り、ゆっくり読むこともできる 
  • 夕食は山海の幸がふんだんに。ある日の懐石コースから、おしのぎの寿司。しょうゆをひと塗りした能登鮪と、塩をつけていただく富山の白海老。安藤雅信作の長角皿が引き立てる
  • スパ「円庭施術院」の前には、グラフィックデザイナー・原研哉作のオブジェ"蹲(つくばい)・方寸"が。こんこんと湧く水が、滴となってめぐる。施術は薬草を調合し、気・血・水のめぐりを整える。季節限定の温トリートメントは2月末まで
加賀市山代温泉55の1の3
☎0761・77・1340
¥36,870~(税・サ込)
mukayu.com/

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