すっかり年末が近づいてきましたね。
先日発売されたエクラ本誌やウエブのほうで、水晶玉子先生と「プチ・フランス革命」がそのうち起こる?という話題で盛り上がったことはお伝えしました。
そしてそのキーワードがキャッチーだったこともあって、「フランス革命が来るって?」などと、いろいろなところで声を掛けられたりしています。
そのうち本当に、何か世の中が変わることが起きるのでしょうか。
今をぼんやりと見渡すだけでは、まだなんとなく実感には至らないかもしれないのですが・・。
やっぱりこの動き、絶対に今後、何らかの形でジワジワと見えてくるのだろうなぁ、という気がするのです。
大きな対立軸の中では、いままで見過ごされていた、とてもとても小さな人、場所、グループなどが注目を浴び始めています。
そしてそれらが、もともとは一過性の話題だったかもしれないのに、実にメジャーでしぶとい、キーワードになろうとしています。
ニュースチェックが大好きな私が、個人的に見聞きしていて、「プチ・フランス革命の〝芽”っぽいな~」と注目をしている3つのキーワードが、「グレタ」「香港」「れいわ新選組」。
環境問題といえば、政府間どうしの話し合いや、あらゆるNPOが動いてこうして・・というイメージだったのが、
1個人の「グレタ」という点の突入が、そこに様々な波を投げかけ始めています。
大国どうしの主義の違いなどが、常に世の中を動かしているというイメージだったものが、
地図上の小さな点のような場所である、「香港」という価値観のクロスした場所が、もしかしたら今後のさまざまなカギを握っているように感じられたり・・。
そして日本の政治といえば、いろいろな編成替えはありつつも、基本的には与党と野党という2つのグルーピングだったところに、ちょっと異質な「れいわ新選組」という存在が、じわじわと注目を集めていて、なんだか気になる。
(つい最近、集英社から「#あなたを幸せにしたいんだ」という、山本太郎ほか候補者のスピーチやインタビューをまとめた本が出ていて一気読みしたのですが、かなり面白かったです。熱い一個人が立ち上がる、そして何かが少しずつ実現していく。それはまさに友情・努力・勝利、といった少年マンガ的な勢いがあるんですね。おすすめです。)
もともとは「プチッ」とした存在感だったのに、一過性にはならず、”世の中を変えるのかも”という可能性を残しつつ続いていく。消えない、終わらない。そして、1個の点が別の点を倍々ゲームで呼んで、その輪が広がっているような・・。
じつは本格的に”プチ・フランス革命”風に、多くの人が肌感で感じるようになる時期の予想は、2020年の末ごろ。
今から1年後くらい。
でもちょうど、その風味を先取りするように、現在みずがめ座が金星に入っているのです。
小さくてもキラッと光る、何か耳目を集めるもの。
特に、ジェンダーレスで、エイジレスで、アイデアに満ちた何か。
この時期はそんな何かに、先んじて注目が集まるような気がしています。
来年以降の動きを先取りするために、「小さくても、やけに気になる誰かや何か」を、ニュースの中でも自分の周囲でも、見つけてみると面白いかもしれません。