この植物園は素敵です。四季折々の草花がすばらしいことはもちろん、私がひときわ惹かれるのは、園の中にある牧野富太郎記念館です。まず、建築家の内藤廣さんによる建物がすばらしい。高知県産の杉や檜をたくさん使って、ゆるやかにカーブした建物は、植物の有機的な力の流れを表現しているそう。建物の内側を開放して、外の自然と一体になった造りで、そこに立つだけで、なんともすがすがしい気持ちになります。
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レモンや小夏、放し飼い卵を販売する自然の農園『いちえん農場』【有元葉子、美味しいものは高知にあり】
ここ数年、有元葉子さんが夢中になっているという高知の魅力を、次女のくるみさんがナビゲート。四万十川の河口にほど近い海の間近の高台にある『いちえん農場』は、レモンや小夏などの柑橘を栽培しながら卵の販売もしている自然の農園。大自然の中を放し飼いで走りまわる鶏たちが産む卵は、卵独特の匂いもクセもなく、とても気持ちのいい美味しさと有元さんが話すほど。