先日、日蝕と夏至が重なった日がありましたね。
この日前後を境に、何か心境的な変化があった方、多いのではないでしょうか。
ご存知の通り、夏至は一年のうち、太陽位置が最も高くなり、日照時間が最大になる日。
(占星術の世界では、太陽が蟹座へと移る日になっています。)
人間の心と宇宙がつながっているとしたら、
なんとなく、感情やエネルギーがいったん、クライマックスになるイメージです。
そんな日に、新月。
しかも日蝕が重なりました。
占星術の世界では、太陽は「未来」、月は「過去」の象徴のようなところがあります。
未来と過去が交差するような、不思議な感覚。
過去に置き去りにしたこと、そして未来へと連れて行きたいもの、
それがクリアになったのではないかと思います。
しかもまた、今は水星逆行中です。
過去へと心の中がさかのぼる・・そんなイメージもあります。
他の世代と比べて、アラフィーである私たちにとっては、
思い出したり、整理したりすることも多いはずなので(笑)、
何かしら印象的な体験をした方が少なくないかもしれません。
しかも、コロナ禍を経て、それぞれにとって、大切なものについて再認識をしたあとでもあります。
この日蝕の前後で、私自身、
経験したことをリストアップしてみました。
1.以前からやりたかったことではあるのですが、重い腰が突如、軽い腰に。
家に会った古いギターを取り出して、楽器屋にもっていって、
弦の張替とメンテナンスをしてもらいました。
コードの押さえ方など、少し触っていたら、芋づる式に思い出しました。
そして、無くしたのかもと思っていた、楽譜類も突如、出てきました!
さらには、放ったらかしにしていたピアノにも指が伸びて、
鍵盤を押す快感を思い出しました。
2.子供たちのチャレンジ(通信教育講座)、学校に行けないぶん、
家で黙々とやってくれていたのに、
慌ただしさから、ずっと丸付けもしてあげず任せっぱなしでした。
それをきれいに整理して、今度からはちゃんと
フォローできる、体制を整えました。
(本当は、その都度、丸付けしてあげないと、いけないんですけどね・・)
3.ネットフリックスで、インテリアの大改造的な番組に
はまっていることに気が付きました。
空間が生まれ変わる、そのすごさに虜になっています。
インテリアデザイナーのコンペみたいなものや、レンタルハウスの大改造や・・。
4.自分の自転車を買いました。
自転車は、数年前に、保育園送り迎え用の古い自転車を処分したまま、
”自分自身”の物がない状態でした。
(こどもたちには、それぞれ与えていたのですが)
自転車くらいで大げさな・・という感じですが、
それも揃って、やっと個人として完成!?という気分です。
とにかく、なんとなく、スー―ッと気持ちがいい感じです。
そして、もうひとつありました。
5.詳細なホロスコープに持つ魅力を再確認しました。
話題になっている政治家や芸能人の、
誕生日だけではない詳細なホロスコープをこっそり出してみました。
太陽だけではない、色々な惑星の位置を見て、
その人物が「なぜそんな行動をとるのかな」という謎や、
外から見たら不思議でしょうがないカップルの相性などについて、
占星術的に、謎が解けることもありました。
やっぱり、占星術は、面白い。
それに、苦手な人のことであっても、
そうか、と思うと、憎めなくもなったりして。
さて、こんど7月1日に発売のエクラ8月号では、
(前回が合併号だったので、2か月ぶり! これも今までなかったことですね)
またレイコ・ローランの12星座別”根っこキャラ”占いを掲載しており、
それと同時にウエブのほうでは、
12星座別の、2020年後半の運勢とアドバイスを一挙掲載します。
本当に役に立つ占星術の在り方って、どんなことかな・・
そんなことを考え続けながらではありますが、
こうして発表の機会を持たせて頂けるのは本当にありがたいことです。
夏至&日蝕(&水星逆行)での気づき・・
皆さんにも、何か、過去と未来の両方を素敵につなげるような、
印象的なことが起きていますように。