下見て歩けば、発見あり。

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梅雨どきの湿った道路には晴れの日とはまた違ったコントラストがあって、下を見て歩くのもなかなか楽しいもの。

ぼんやり歩いているうち、何かに見られたような気がして立ち止まると、足元に目がふたつ。補助線を引いてみたら、もう猫だ。都章がいい具合に鼻と口のよう。

このコンクリート塗り込めタイプのマンホール、それなりの年代物と見受けます。途中から「一方だけでいいや」となったのか、バールキーの差込口が片側だけのもののほうが多いかもしれません。

路上観察ぐせがついたおかげで、"昭和"のにおいが薄れゆく神保町で近ごろ新たに発見したのが、写真3枚目。こちらは小型のガスの蓋です。「斯瓦」という毛筆風の右書きからして、間違いなく戦前の作でしょうね。ビフテキみたいな深い網目も素敵。「甲盛にしたら滑るじゃない!」と思わなくもありませんが、令和の御代に至るまで現役でなによりです。
(編集B)

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