さいとう みなこ●文芸評論家。編集者を経て’94年『妊娠小説』でデビュー。その後、新聞や雑誌での文芸評論や書評などを執筆。『文章読本さん江』『趣味は読書。』『名作うしろ読み』『文庫解説ワンダーランド』『中古典のすすめ』ほか著書多数。最新刊は『忖度(そんたく)しません』(筑摩書房)。
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台湾と日本の狭間で生きる母娘の物語【斎藤美奈子のオトナの文藝部】
日本と縁が深い国「台湾」。台湾出身、日本育ちの作家・温又柔さんが描く、日本と台湾の狭間で生きる母と娘の心の痛みを描いた長編小説を紹介。