「感情」をどう使うか。それが問題だ!

~5月14日、木星が魚座に入りました。7月末までの限定的な短期間ではありますが、この時期気を付けたいこと、心がけて開運へつなげたいことはいろいろとあるのですが、まずはこのトピックから。~
皆様こんにちは、レイコ・ローランです。

先日、木星が魚座に移動したのですが・・。

本来は、木星はだいたい1年に1星座、“干支”のように移動していくものなのですが、今回はまるで”お試し”のように、ほんの2か月ほどの滞在の予定。
そして7月末にはまたひとつ前の星座、水瓶座に戻って行ってしまいます。
(本格的に魚座に・・となるのは、今年の年末ぎりぎりくらいの時期です。)

しかしこの時期、キーになることがあるので、覚えておいて損はないです。


木星が移動することで、世の中の流行やムードもちょっと変わったりすることがあるのですが、魚座がそもそも指し示すのは、「同情」「共感」「やさしさ」といった、感情にまつわるものです。

12星座はそもそも4つのエレメントに分かれています。
火(直観)、土(感覚)、風(思考)、水(感情)なのですが、魚座が属しているのは、そのうち「水(感情)」のエレメント。

この時期、いかにみんなが”感情”を「よいほうに使うか」「悪いほうに使ってしまうか」が開運か否かのキーになるような気がします。


コロナ禍で痛手を受けた人たちに対して、なんとかならないかなと気持ちを寄せて、ボランティア的な活動やクラウドファンディングや寄付などの行動に向かって行ったり、小さなことでいえば、身近で困っている人に「大丈夫ですか?」とちょっと声をかけたり、何もできなくても肩を抱いて話を聞いてあげたり・・。

そんな機運が高まってくるとしたら、「木星が魚座」にある時期の、素敵な社会的光景になると思います。

”つながり”ってそもそも、頭で考えるものじゃないよね、と。
ハートから生まれてくるものだよね‥そんな風に思えたら、この時期の魚座木星のムードに叶った?心理状態だと思います。


半面、「感情」という言葉から連想される悪い言葉は、「感情的になる」です。

きちんと選を引けば撤退できることなのに、なんとなく際限なく関わってしまったり、ついつい、言葉の応酬になってしまい出口が見えなくなったり・・。

傍からすると「どっちかがやめたらいいのに」と思えるような、争いごとが起こると危険です。(社会情勢でいえば、いまのイスラエルとパレスチナをはじめ、紛争事は、この時期出口が見えにくくなることの、いちばん良くない例のようにも思えます。)


感情は常に人間としてあるものであり、良いも悪いもありません。
要は、”使いよう”です。


誰かのことを自分のことのように感じて、嬉しさや悲しみを共有することができれば、そうされた相手はそれだけで生きる意味を見出し、元気が出ることがありますよね。

半面、マイナスの感情が生まれたときに、その感情に自分自身があたかも”使われてしまう”ようなことになったとき、そしてそれが攻撃に転じてしまったときは、最悪なことに・・。


2021年の始まりは”風の時代”と言われ、情報や理性やクールであることが大枠にはなっているのですが、たった今から2か月余りの間は・・

「感情」というのものの取り扱いについて、今一度思いを馳せてみると、良いムードをまとえそうです。



ふわっと自分の中に生れてきた人間らしい「感情」が、一体どちらのほうに使えるものなのか・・。

それを自覚していくことが、個人レベルでも社会レベルでも、一層大事になる視点のように思えてきます。



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