「ふだんからコミュニケーションをとっていないのに、いざというときにいきなり円滑にいくはずがありません。失敗することもありますが、年単位で良好なコミュニケーションを少しずつ構築していくしかありません。基本的なことですが、『元気にしてる?』『いつもありがとう』などとあいさつや感謝の気持ちを伝えるところから始めると、相手にも思いが伝わるはずです」(橋中さん)
配偶者が加わると入れ知恵されたりしてもめることも少なくないため、基本はきょうだいだけでコミュニケーションをとることが望ましい。また、お互いの立場や譲れないことは明確にし、相手への感謝や尊重の気持ちを忘れずにしよう。