損している人の5大ぐせ③すぐ反論する“面倒な人”になっていない?【損してますよ、その言い方…!】

損する言い方をしてしまう人のくせを通じて、よりよい人間関係を築ける言い方を学ぼう。軽い会話でいちいち反論すれば、「面倒な人」という印象に。「でも」「逆に」が、口ぐせになっている人は、すぐに直して。
教えてくれたのは…
フリーアナウンサー、話し方講師 渡辺由佳さん

フリーアナウンサー、話し方講師 渡辺由佳さん

テレビ朝日アナウンサーを経て、独立。フリーアナウンサーとして活動するほか、企業や大妻女子大学文学部でコミュニケーション術や口語表現法を教える。著書に『思わず言ってしまう〇言葉、×言葉』(三笠書房 王様文庫)など。

ちょっとした会話で反論する

(「今日は寒いね」と言われて)

損「そう? これくらいはどうってことないよ」

 

得「お鍋がおいしくなる季節だよね」

「今日寒いね」「そう?これくらいどうってコトないよ」「エク子の誕生日に花を贈ろうと思うんだけど花好きかな?」「花が嫌いな人なんている?」 あきれ顔の猫

「でも」「逆に」などすぐ否定する言葉もNG

意見をいうことは、成熟した会話に不可欠。しかし、軽い会話でいちいち反論すれば、「面倒な人」というマイナスな印象にしかならない。「正面から反論された相手は、次の言葉をいいにくくなります。会話はキャッチボール。『今日は寒いね』に対して『お鍋がおいしくなるよね』と返せば、『一緒に食べにいこう』など、話はどんどん進んでいきます」。「でも」「逆に」という接続詞も要注意。「いわれた側は話を遮られたように感じるので、口ぐせになっている人は、すぐに直しましょう」。

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