「“お元気でおしゃれなかた”というのが村瀬さんの第一印象でした。私は美術に詳しくはないけれど、お話ししているうちに“女性の先駆者がいない特殊な道を歩んできた”という共通点に気づいたんです。ただ村瀬さんは学生時代に戦争を経験されているし、その後アメリカで学んで大学教授になりステータスを築かれたのだから、私よりもっと道が険しかったと思う。“こんなかたがいらしたんだ!”と驚き、尊敬の念でいっぱいになりましたね」
-
綿矢りささんに最新作『オーラの発表会』についてインタビュー!
史上最年少で芥川賞を受賞してから18年。綿矢りささんの最新作『オーラの発表会』は、空気を読めない女子大生が主人公の青春小説。“あの頃”の自分を思い出しつつ、親子で読むのもおすすめの一冊だ。