50歳からの女ともだち あるあるトラブル&悩み対処法五選

友だち同士は楽しいし、新たな友だちも欲しい。仲がよくなってもそこは人間同士。eclat8月号では、エクラ読者へのアンケートから実際にあったトラブルや悩みに専門家がズバッとお答えします。

50歳からも女友だちでいるための心得

それぞれの生活がある大人同士の友情は、無理せず持続できることが大事。基本は、自分の定義する「友だち関係」を設定し、相手が同じように考えてくれることを期待しないこと。もちろん相手の定義に付き合う必要もありません。互いの定義を押しつけあう関係は、結局のところ振りまわされたりモヤモヤしつづけることに。結果、「友だちではない」と判断する相手とは、しょせんは続かないとあきらめることも必要ですし、それでも残る人は残ります。
 ちなみに私の友だち関係の最低ラインは年賀状のやりとり。相手が返事をくれなくても、一年に一度の「まだ友だちですよ」という意思表示として必ず出しています。それがあるだけで、何かあったときには「友だち」という感覚を失わずに連絡をとりあえるものですよ。
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case1.相手に劣等感を覚えてしまう

学生時代からいつも一緒で、今も仲よくしている親友がいます。彼女は昔から何かにつけ優秀で、今はバリバリのキャリアウーマン、有能な管理職で、趣味や交友関係も幅広く、華やかな生活を送っています。そんな彼女に、学生時代から若干のコンプレックスを感じていた私ですが、専業主婦になった今「どこでこんなに差がついてしまったんだろう」と思うことが多々あります。彼女と会うと楽しいし、今後もこの関係を大事にしていきたいと思っているのですが、会えば自分の無能さを感じ、モヤモヤしてしまいます。

A.

誰かの「自分はこんなに華やか、こんなに活躍」という話に対して、「それに比べて自分は」と劣等感を覚えてしまうのは、何かにぶつかったときに「痛い」と思うのと同じ、単なる衝撃への反応でしかなく、「なぜこうなってしまったんだろう」とそこから先を深掘りしてもしかたありません。それ自体は日常生活を送っているうちに自然に癒えるものです。ただし、エネルギーレベルが高い人は無意識に、盛んにそうした衝撃を与えてくるので、関係のもち方を変えることも考えたほうがいいかもしれません。直接会うことはもちろん、Facebookや電話なども「活躍アピール」されてしまいますから、メールや手紙など文字ベースの付き合いに。「お互い友人としてつながっている」という意識は、それだけでも十分にもてると思います。
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