50歳からの女ともだち あるあるトラブル&悩み対処法五選

友だち同士は楽しいし、新たな友だちも欲しい。仲がよくなってもそこは人間同士。eclat8月号では、エクラ読者へのアンケートから実際にあったトラブルや悩みに専門家がズバッとお答えします。
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case5.SNS を見るたび疲れてしまう

友人がFacebookやインスタグラムにアップする、私生活の自慢やリア充話を目にするたびに疲れてしまいます。名前を伏せながら書かれた文句なども、自分がいわれているような気がしてしまいます。でも今の時代、そういうものをやらないと、友だちとの連絡もとりづらく……。

A.

ご参考までにいえば、私の患者さんにはFacebookは禁止しています。理由は、ほかのSNSに比べて、リア充話が圧倒的に多いからです。Facebookは写真の表示も大きく、文章も長く書けるので、投稿者はどうしてもその仕上がりが気になります。投稿はある種の作品で、必ずしも事実とは異なるのですが、目にすればやっぱり精神的に翻弄されてしまいますよね。それでもSNSをやりたいならば、写真も小さく文字数も少ないTwitterを。「いいね!」をしなければ!というプレッシャーも少なくてすみます。私自身も利用しているSNSはTwitterのみ、それも自分が楽しめる範囲でのみ、やっています。連絡はメールなどで十分事足りますし、やっていないと取り残されるというのは思い込みなのです。

お話をうかがったのは...

精神科医 水島広子先生
’68年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了。同大学精神神経科勤務、衆議院議員などを経て、現在は対人関係療法専門クリニック院長。摂食障害、トラウマ関連障害などを専門とする。心の健康のための講演や著書多数。最新刊は共著『それでいい。自分を認めてラクになる対人関係入門』。

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