40代、50代と年齢を重ねるにつれ、髪も老化し、素敵なヘアスタイルを作りにくくなるのが現実。この年代に多い「髪がぺたんとしてしまう」悩みがあっても、おしゃれな美髪に見えるヘアスタイルとは? 人気ヘアサロン「ビュートリアム」の美容師、前田百合子さんは立体感のあるメリハリショートの作り方を教えてくれました。
丸みとシャープ感が同居したメリハリショート
今回、ヘアモデルになっていただいたのは川本ゆかりさん(52歳・新体操インストラクター)。
※2024年7月5日時点でのプロフィールです。
年齢を重ねると、髪をきれいな状態のまま伸ばすことが難しくなってきます。そのためか、バッサリとカットする人が多い印象。川本ゆかりさんも「5年くらい前に、肩まであった髪をショートにしました」。スポーツ系の仕事をしているため、ショートスタイルはなにかと都合がよく、爽やかに見えるところも気に入っているそう。
「柔らかくてボリュームが出にくい髪質なので、後頭部の絶壁感が目立って気になったり、トップがぺたんとすることで寂しそうに見えたりするのが悩みです」と川本さん。今回担当した美容師の前田さんが提案する方法は、「トップやサイドには丸みを持たせ、衿あしはキュッとさせてメリハリあるシルエットにすること」。首が長く見え、全身のスタイルがよく見えるのもメリットなのだとか。潔さとフェミニンが同居するショートヘアの作り方を、さっそく解説していただきました。
【Before】
トップがぺたんとして、全体的に髪のボリュームが少なく見えます。
【カット】ふんわり×タイトのメリハリシルエットが 「ボリューム見せ」の最大ポイント!
表面の髪の長さは残しつつ、髪の内側に短い毛束を作ると、ふんわりしたボリューム感が出ます。衿あしは短く切り込み、ふんわり感との落差をつけることで、メリハリのあるシルエットに。
「前髪も長めに残して、顔まわりに自然につながるようにしておきます。分け目をしっかり作ることはせず、あえて曖昧にしておくのもポイント。白髪が伸びてきたときに分け目がぱっくりしていると、根元の白髪が目立ってしまいます。でも今回のヘアスタイルは、スタイリング次第で分け目を変えられるようにしているため、白髪が伸びてきた場合でも目立ちにくいんです」(前田さん)
【カラー】明るめカラー+ハイライトで 伸びてきた白髪をおしゃれにカムフラージュ
白髪が伸びてきてもわかりにくいよう、もともと明るい髪にしていた川本さん。前田さんはそれにハイライトを加えました。
「全体的に細かなハイライトを入れることで、ふわっとした立体感をサポートしています。また、どこで分け目を作っても、ハイライトが出てきて表情が変わるので、スタイリングで変化をつけて楽しむことができますよ」(前田さん)
ラベンダー系のカラーを入れているため黄ばみが抑えられ、白髪が伸びてきたときも気にならなくなるそう!
【スタイリング】ふんわり感をキープしてツヤも与えてくれるスタイリング剤選びも成功のための鍵
太めのヘアアイロンを使い、トップの根元と表面の毛先を内巻きにします。前髪も、ざっくりと分けてから軽く内巻きに。ツヤとセット力を兼ね備えたヘアワックスを、ほんの少し取ってから手のひらいっぱいに広げ、髪の内側から手を入れて、カールをつぶさないようにしながらくしゃっともみ込みます。その後、手ぐしで形を整えれば完成です。
──「髪のボリュームが出にくいから」といって諦めず、理想のヘアスタイルが実現できるカットを、ヘアサロンで相談してみましょう。
簡単なスタイリングで形が決まるメリハリショートは、悩み多き大人にはうれしいスタイル。おしゃれに白髪カバーができるハイライト使いも、ぜひ取り入れたいテクニックです!
【担当した美容師】
前田百合子(まえだ ゆりこ)さん
ヘアサロン「BEAUTRIUM 265(ビュートリアム 265)」 ディレクター
モードからエレガントまで、その人に合ったテイストのオンリーワンスタイルを大事にしてくれます。確かなテクニックを駆使して作る洗練されたスタイルは、おしゃれな大人女性から大人気!
担当ヘアサロン「BEAUTRIUM 265(ビュートリアム 265)」
独自のカット技術による、立体感と柔らかさのあるスタイル作りが好評。こだわりの薬剤を使用し、頭皮に刺激が出にくい薬剤の塗布方法で、髪も頭皮もいたわります。お手入れが簡単で、気分が上がるスタイル探しをするなら間違いないサロンです。
東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス 4F
公式サイト
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初出:OurAge 2024/7/5