軽やかさが求められる季節、大人の装いは「色」と「シルエット」でぐっと洗練される。海外マダムたちの着こなしは、シンプルなのにどこか華やかで、無理なく今っぽく見えるのが魅力。
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デザインコンシャスなトップスをふわりとなびかせ、美姿をメイク。ボリュームのあるパンツを合わせても、トップスの透け感がアシストして、軽やかに見せる。ブラウンのベルトとゼブラ柄のパンプスが、ワントーンコーデにメリハリを付け、間延びを解消。(ミラノ)
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透け感があることで、ラッフルの可愛らしい雰囲気が中和され、大人にちょうどいい甘さに。ボトムはブラウンのシワ加工パンツを合わせ、洒落っ気が倍増。パイソン柄のパンプスは少ない分量ながら、エッジを付け、コーディネートを引き締める。(ニューヨーク)
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シアーアイテムで、ハンサムな装いが叶うことを体現。スーツは今の気分を盛り込んだオーバーサイズのシルエットで。さらりと着たプレーンなシアーシャツに、洗練さが宿る。ストラップサンダルと赤いペディキュアでフェミニンさを足した、そのバランスが粋。(パリ)
文/横溝桃子 ※webエクラ2026年4月10日公開記事
鮮烈な赤を、イヤリングとバッグにも散らしてなじみよく。パープルのトングサンダルや、キッチュなチャームとブレスレットも抜け感を加えている。(コペンハーゲン)
「難易度の高いカラーは、ボトムに取り入れると攻略しやすい」と戸野塚さん。明度を合わせたカラー同士は相性がよく、パステルピンクにはライトグレーがマッチ。足もとにもピンクを迎え、スタイリッシュにまとめ上げた。(ミラノ)
春先のオールブラックコーディネートの最適解。小物でオレンジを効かせながら、さりげない肌見せやスポーティミックスで軽快に。優美なヒールやきちんと感のあるジャケット、胸もとを詰めた着こなしで、上品さもキープ。(コペンハーゲン)
白のミニドレスにシフォンのコートをはおることで、白一色の着こなしに柔らかなニュアンスが。ネオンカラーがキレよく華やかな印象をもたらす。(パリ)
グレーと白の柔らかな対比がエレガント。スカートのレースと透け感が華やかさを後押しし、ぐっと着映える。黒のバッグとパンプスが引き締め役。(ミラノ)
ボトムと足もとの肌見せの抜け感で、黒がメインなのに軽やか。ヌーディな黒レースのスカートは、オーバーサイズの黒ブルゾンと白Tシャツでドレスダウン。着飾りすぎないノンシャランなバランスが、かえって目をひく。(パリ)
レザーシャツとコクーンパンツは、今季らしいルーズなシルエット。さりげない白のレースに加え、華奢なサンダルもフェミニンな雰囲気を後押し。(コペンハーゲン)
上下ホワイトの着こなしは、ドレープが優雅なトップスと、上品な光沢をたたえたパンツを選ぶことで表情豊かに。黒のロングスカーフを巻けば、視覚効果でスタイルアップもかなう。仕上げは黒のバッグと靴でスマートに。(ブダペスト)
ダークブラウンのセットアップを、グラマラスにアレンジ。大きめサイズのシャツは、ベルトでマークして緩急をつけて。さらに、胸もとと腕まくりの肌見せが抜け感を後押し。パテント素材のヒール靴でシャープに仕上げた。(コペンハーゲン)
写真/Getty Images 取材協力/戸野塚かおる 取材・文/横溝桃子 ※エクラ2026年5月号掲載