50代初心者でもすいすい走れそう!?ASICSでランニングシューズ選びにトライ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#38】

「健康のために、そろそろランニングを始めてみたい」そんなアラフィー世代は多いのではないでしょうか。自分の足に合ったシューズ選びをはじめ、フォームや身体能力のチェック……など、様々なランニングのヒントに出会えるスポットへ行ってきました。
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
ASICS RUN TOKYO
 暑さが落ち着いて、涼しくなってきたら始めたい……とぼんやり考えていることの一つに「ランニング」があります。スポーツは大の苦手なシオヤですが、10年ほど前から2度ほど10kmマラソンに出場したことがあり、ここ数年まったく走っていなかったものの、ちょっと再開してみたいなぁ……という気持ちがありまして。
 その10年ほど前、初めてランニングを始めた頃にランの先輩から「一度アシックスのお店へ行って、シューズを選んでもらうといいよ」とアドバイスをもらってから、ずっと憧れていたアシックスのランニングシューズ。なんでも店舗に伺うと、足を機械で計測したりフォームを見てもらったりしながら、自分にぴったりのシューズを選んでもらえるそうなのです。
 
 そのアシックスの、ランニングに特化したお店「ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI」がリニューアルオープンしたとのことで、丸の内まで行ってきました。ランといえば、の皇居もすぐそば、東京駅からもほど近い便利な立地です!
ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHIの店内
「ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI」は、オフィス街である丸の内の三菱ビルの地下1階にあります。シューズやウェア(ランだけでなく、ヨガなどにも使えるおしゃれなタイプも!)などの販売だけでなく、ロッカーやシャワーを備えたランニングステーション(1回880円)の機能もあります。また、シューズを買う際には「ASICS FOOT ID」という三次元足形計測機による足形の計測や、「ASICS RUNNING ANALYZER」という撮影した走行中のフォームをAIが判定してくれるサービス(ともに無料)を受けられるなど、興味深いシステムがいろいろ。

またこちらは関東に2か所しかない「ASICS RUNNING LAB」という設備も備えています。有料ですが、専門機器を使ってフォームや持久力などをより高度に測定できる設備で、プロの方の利用も多いのだとか。「私などが、行っていいんでしょうか……」と若干腰が引けぎみのシオヤでしたが、「ランニングは、40~50代で始められる方がとても多いんですよ。ぜひ!」と背中を押してもらい、いろいろとチャレンジさせていただくことにしました。
  • ランステの女性用ロッカー

  • ランステの洗面台

  • ランステのシャワーブース

ランステのスペースを見せていただきました。こちらは女性用のロッカー、洗面台に、シャワーブースは6つあります。8月末にリニューアルオープンしたばかりなのでピカピカですし、特別に見せていただいた男性用スペースより、余裕を感じます。場所柄、出勤前後や出張時に利用される方も多いのだそう。ウェアやシューズもレンタルできるので、荷物が多くても安心ですね。

今回は「ラン初心者ですが、自分に合ったシューズの選び方がわかりません」とお伝えして、ぴったりの一足を一緒に選んでいただくことにしました。また「ちょっと走って、フォームも見てみましょう」とのことだったので、ウェアをお借りしてまずはこちらで着替えさせていただきます。
ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHIのランニング用シューズ
壁一面に並んだ、シューズは圧巻です! こちらはすべてランニング用のシューズ。メンズとウィメンズの両方があるとはいえ、この数の中から一足を選ぶのは、自分ひとりではかなり難しいかも……。

ちなみに「かっこいいメンズのシューズを、女性が履くのはダメなんでしょうか?」と聞いてみたところ「ユニセックスのシューズもありますが、基本的には男性と女性では足形が異なるので、ご自身にあったシューズ選びをおすすめします」とのこと。ですよね……。
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ランニングシューズ選びには、足のサポート、安定性、クッション性……など、いろいろな項目をチェックしていきます。測定のために、ウェアをお借りして着替えました。右の写真の時計は、ベースの部分がアシックスのシューズのラインの形になっているのが、わかりますか? この元になった時計塔は、皇居前広場に置かれているそうですよ。
  • ASICS RUNNING ANALYZERというランニングフォームに関する分析サービスで使用するトレッドミル

  • ASICS FOOT IDというサービス用の三次元足形計測機

さて、早速ですがピッタリの「シンデレラ☆シューズ」に出会うため、計測をしていきます!
右側が「ASICS FOOT ID」というサービス用の三次元足形計測機です。左側のトレッドミルは「ASICS RUNNING ANALYZER」というランニングフォームに関する分析サービスで使用するもの。本格的……! どちらも無料で計測していただけます。
ASICS FOOT IDで計測
素足になって、機械の上に片足を載せて10秒ほど。そしてもう片足を載せて、また10秒。すると……。
  • ASICS FOOT IDでの足の分析結果

  • ASICS FOOT IDでの足の分析結果

あっという間に、なんだか本格的なデータがでてきました。足の長さや指の角度など、様々なデータが計測されています。シオヤの足の長さ(指の先から、かかとの端までの全長)は、左右差があるものの23cm。ランニングシューズの場合、この数値から+1~1.5cmのサイズを選ぶべきだそう。となるとシオヤの場合は24、もしくは24.5cmとなります。ふだん22.5cmの靴でも入るのに……。靴下を履くとはいえ、意外です!

そして足の幅は右がCで左がB。こちらはパンプスなど一般の靴のサイズと同じで平均がEだそうなので、だいぶ細め。またアーチはやや低め、甲も薄い。自覚はありましたが「ぺらっぺらに薄くて細い足」なのでした。今から老後が心配です。

さらに右の写真が「かかとの骨の傾斜角度」のデータなのですが、シオヤの場合かなり傾斜が強いため、着地時に安定性が高いシューズを選んだ方がよい、とアドバイスをいただきました。
総合して「足幅が細いので、スリムタイプのシューズを選ぶといいですね。さらにソックスでフィット感を合わせていきましょう。そして走行時の着地の安定性が高いシューズがおすすめです」とのこと。……頼もしい……! 今すぐ、それください!という前のめりなシオヤの前に差し出されたのが……。
GEL-KAYANO30¥19,800
じゃーん! こちらのシューズです。「GEL-KAYANO 30」(税込¥19,800)というモデルのウイメンズのスリムタイプ、24cmになります。なんと30という名のとおり、1993年に発売されてから実に30年のロングセラーモデルなのだとか。開発者であるカヤノさんという方が由来だそうで、そんなレジェンドなお名前のシューズ、履くだけでものすごく速く走れそうです……。わくわくします!
GEL-KAYANO30をお試し
履いてみました。スリムタイプ、と聞いていたのに、ちっともスリムな感じがしません(笑)。かなり厚底感があり、ちょっと歩くとフワフワした感じがします。とても軽いのですが、要は見た目、ボリュームを感じるのです。「……なんだか、ミッキーマウスになった気がします……」とお伝えすると、実はソールが台形に広がっているそうなのです。先ほどのかかとの骨が傾斜しているというデータに基づき、着地時の安定性の高いシューズを選んでくださった結果なのですね。
そしてこの後、実際にこのシューズを履いて軽く走ってみることになりました。
ランニングマシーン
通常、こちらのトレッドミルを使って、選んだシューズを履いて走りながら計測します。何を見るのかというと、10秒ほど走っているところを動画撮影してくださり、ピッチや体幹の前傾、腕や脚のふり幅、足首の角度……など、7つの項目について数値を出し分析してくださるのだそう。そして、ここまで無料のサービスなのです。客観的に自分を見られるうれしい機会ですね……。

さてこちらの店舗には「ASICS RUNNING LAB」というスペシャルな設備がある、と書きました。有料でよりハイスペックな測定ができる設備なのですが、今回は特別に、こちらを使用してフォームを測定していただくことになりました。緊張……!
ASICS RUNNING LABの店内
ラボの中には、4台のカメラがあり、走行している様子をなんと頭上からも! 撮影されるのです。
ASICS RUNNING LABで測定
フルメニューだと、しっかり1時間以上かける立派な測定となるのですが、ビギナーのシオヤは設備だけお借りして、5分程度のランに挑戦しました。たったの5分で挑戦、と書くのも恥ずかしいのですが……。実はコロナ前は時折、家の近所を走ったりしていたものの、ここ3~4年まったく走っておらず、ついでに一昨年は足の骨折も経験し、無理せず様子見で……。と、5分でケリをつけたのでした。
この「ASICS RUNNING LAB」、最先端の専門機器を使用したサービスなので、もっと速く、長く走れるようになりたい! というランナーの方はぜひチェックしてみてください。自分の身体能力を客観的にデータで見られる貴重なものだと思います。
GEL-KAYANO30を履いてランニング
走ってみました。さすが数ある中から選ばれたMYシンデレラシューズ、快適です! まず着地時の安定感がハンパありません。着地はふわっと軽さがあるのに、しっかりかかとから地面に支えられる感じ。最初に履いたときに感じたボリューム感や、ふわっと感が、大きな安定感につながっているのが分かります。ビギナーのくせに、なんだか鼻歌歌っちゃいそうなノリで走れちゃいます。……もしかして、5分、楽勝……??
ランニングの後のアドバイス風景
終了後、「余裕でしたね~!」とお声をかけていただきました。もしそう見えたのなら、完全にシューズのお陰です(笑)。5分……実際は、ウォーミングアップもあったので7~8分走ったかもしれません。本当に快適に走れました。

さて、早速計測したデータを見せていただきます。
  • ランニングの計測結果

  • ランニングの計測結果

  • ランニングの計測結果

細かいデータを見ながら「股関節の動きが小さいので、もっと大きく動かすといいです」「もう少し後ろに腕を振るイメージで」「左肩が少し下がり、上体が右に開きぎみです」……等々、とても興味深いアドバイスを多々いただきました。さらに「とてもきれいなフォームでしたよ!」とおほめの言葉が……うれしい! スポーツをして褒められたことなどないので(笑)! なんだか俄然、やる気が出てきました。

50代初心者でもすいすい走れそう!?ASICSでランニングシューズ選びにトライ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#38】_1_18
走った結果もこのシューズで問題なし、なのでこちらがやはり私のシンデレラ☆シューズです。
無料の計測でしたら予約不要、所要時間も30分以内ですし、気軽にご相談できて、ランニングシューズをお探しの際には使わない手はない!と思いました。

このASICS RUN TOKYO MARUNOUCHIでは、ランニングのイベントも多く開催されているそうで、「初参加限定」「女性限定」「ウォーキングOK」といった、ビギナー女性でも参加しやすいものも多く用意されているそう。いつかは憧れの皇居ランに! という方にもいいかもしれませんね。

秋はぜひ、新しいランニングシューズで健康への一歩を踏み出したいと思います。
ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI(アシックスラン東京丸の内)

所在地:東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三菱ビル B1F

電話番号:03-6259-1601

営業時間:ストア 平日:12:00~21:00 土日祝:9:00~17:00

ランステーション 平日:12:00~21:00(最終受付 20:00) 土日祝:9:00~17:00(最終受付 16:00)

定休日:不定休

▶︎公式サイトはこちら

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