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京都ツウが選ぶ　自分用に買って帰りたいご飯の友＆新幹線のお供　五選

eclat10月号では、京都ツウのスタッフが10年の取材をもとに厳選した“自分用に買って帰りたい京都ご飯の友”や“新幹線のお供”をご紹介。
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1.四条河原町　創作料理 北郎の「お豆の旅」

　喜劇俳優、故･藤山寛美氏が名付け親。祇園の創作料理店製の佃煮。湯葉にしいたけ、ちりめんじゃこ、山椒を加え、薄味に炊きあげ、佃煮というようりおばんざいのような優しい味わい。¥1,500（入荷状況により売り切れの場合あり）

京都高島屋／下京区四条通河原町西入ル真町52　B1味百選　☎ 075・221・8811（代表）10:00 〜20:00　不定休
2.出町柳　野呂本店の「青てっぽうと葵大根」

　野菜本来の味や食感を大切にした自然派の漬け物店。どの漬け物もあっさり味で、サラダ感覚でいただける。青じそで巻いたゴボウをキュウリに忍ばせた青てっぽう¥450、半割大根の中央に大葉と生姜を添えた葵大根¥500

上京区寺町通今出川上ル77　☎ 075・231・0749　9:00 ～ 18:00　無休（正月を除く）
3.烏丸丸太町　京料理かじの「御所ちりめん かいばしら」と「御所ちりめん からすみ」
　
　京料理店製ちりめんじゃこの佃煮は、おなじみの山椒のほか、変わり種も。自家製唐墨がゴロゴロ入った唐墨ちりめん、割いた貝柱を蒸し貝柱を蒸しもどしただしでちりめんじゃこと炊きあげた貝柱ちりめん　各80g　￥1,288

中京区丸太町通小川東入横鍛冶町112の19　☎ 075・231・3801　テイクアウト受取は10:00 〜23:00　休水曜　カード不可
4.京都駅　はしたての「鯛の胡麻味噌寿し」

　紫野和久傳が営む気軽な食事処。鯛の胡麻味噌寿しは、イートインで人気の鯛の胡麻味噌丼を持ち帰り用にアレンジ。胡麻味噌をまぶした鯛のお造りはもちろん、ふわふわの錦糸玉子や酢めしも料亭メイドな上品なおいしさ。¥1,200

下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町スバコ・ジェイアール京都伊勢丹3F　 ☎ 075・343・4440 テイクアウト11:00 〜21:30　不定休
5.祇園　いづ重の「粟麩巻」

　明治末期創業の寿司店。寺社仏閣からの御用も多く、粟麩巻は寺社仏閣用の精進寿司として当代が考案。精進料理の技法を用いた粟麩の揚げ煮を巻き物に。素朴な味わいで、ごちそうを食すぎた旅帰りの胃にちょうどいい。¥500

東山区祇園石段下　☎075・561・0019　10:00 ～ 19:00　休水曜（祝祭日の場合営業、翌木曜休）

eclat10月号　撮影／内藤貞保　福森クニヒロ　花田梢　取材・文／西村晶子　天野準子
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