【冬の京都】生粋の“京都人”ライターが教える!リアル「お正月支度」

恥ずかしながらおせちは購入派。伝統を大切にしたいがちょっとズボラな生粋の“京都人”ライターAが、毎年12月になると購入するという食材を紹介。

お屠蘇(山田松香木店)

お屠蘇

大晦日の夜、酒に浸しておき、無病長寿を祈願し、元日に飲むお屠蘇。「丁字や桂皮のスパイシーな香りが楽しめ、砂糖やみりんを加えて甘めに味つけするのが好き」。¥216(11/1 ~ 12/29販売) ☎075・441・1123

白味噌(山利商店)

白味噌

「京都の雑煮といえば白味噌ですが、わが家は料理屋さん御用達の山利商店一択。米、大豆、塩だけで作られていて、甘味を加えていないのにしっかり甘く、麴のうま味を強く感じます」。¥972 ●麩嘉錦店 ☎075・221・4533

特上小袖(いづ萬)

特上小袖

「紅白かまぼこ、特上小袖は、通常より幅が狭く、高さもあり、おせちのお重に詰めたときに美しいように考えられているんです。鱧のすり身入りで味も抜群」。各¥1,296(12/26~12/30販売) ☎075・561・0983

手鞠麩(麩嘉 本店)

手鞠麩

手鞠に見立てた愛らしい生麩。「お雑煮に入れたり、煮含めておせちの一品に加えても映えます。日持ちは5日間ですが、冷凍も購入でき、解凍すればもちもち食感が楽しめます」。赤、青色 各¥192、2色¥254 ☎075・231・1584

国産 丹波 黒まめ(祇園むら田)

国産 丹波 黒まめ

料亭や割烹御用達の食料卸売店。丹波の黒豆は粒が大きいのが特徴だが、その中でも極大粒のみを使用。「しわひとつなく、ふっくらツヤツヤに炊かれていて、家庭ではできない美しさ」。150g瓶¥1,620 ☎075・561・1498

大福茶(一保堂茶舗)

大福茶

一年の邪気を払い、新年を祝うため、元旦にいただく茶。「店によって詰めるお茶はさまざまなんですが、一保堂茶舗の大福茶は炒った玄米が入っていて香ばしい」。100g ¥648(11/15~1/15販売) ☎075・211・3423

結び昆布(五辻の昆布)

結び昆布

大福茶には結び昆布と梅を入れていただくのが習わし。「西陣にある明治35年創業の昆布専門店。12月中旬になると、北野天満宮で大福梅の授与が始まるので、北野天満宮とセットで訪れます」。10個¥600 ☎075・431・0719

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