【冬の京都】縁起物で幸を願う!京都で揃えたい正月準備

師走に入ると年迎えの準備に慌ただしさが増す一方、ハレの歳時やこの時季ならではの慣習もあって、気ぜわしくも楽しい行事に事欠かない。そんな京都で揃えたい正月飾りや福を呼ぶ小物をを揃えてみてはいかが。

嵩山堂はし本《すうざんどうはしもと》

愛らしすぎず、渋すぎず、女性好み

1953年創業、便せんや御祝儀袋、手紙に香りを添える文乃香など、多彩な紙製品と和文具が一堂に。季節商品が豊富にそろい、今の時期は干支物が登場。ぽち袋は、形や装飾にも趣向を凝らし、辰の絵柄も絶妙なタッチで描かれている。

手前から、御祝箸3枚¥1,200、ぽち袋(左)赤龍3枚¥700、(右)みやび 辰3枚¥600、(上)カードも入るサイズの福運び辰2枚¥900、小銭を種 として財布に入れておくとお金が増える縁起物、たね銭入れ・招き辰3 枚¥600

手前から、御祝箸3枚¥1,200、ぽち袋(左)赤龍3枚¥700、(右)みやび辰3枚¥600、(上)カードも入るサイズの福運び辰2枚¥900、小銭を種として財布に入れておくとお金が増える縁起物、たね銭入れ・招き辰3枚¥600

嵩山堂はし本
嵩山堂はし本

Data

正統派からかわいらしい絵柄まで、紙製品はレパートリー豊富。付箋や横書き一筆箋、和紙筆ペンなど、現代に寄り添う和文具も多い。

●京都市中京区六角通麩屋町東入ル八百屋町110
☎075・223・0347

10:00~18:00
無休

嵯峨面《さがめん》

料理屋さんでよく見かける福を呼ぶ、古和紙のお面

古い和紙を重ねた張り子のお面。嵯峨釈迦堂で行われていた狂言の面を模して作られたのが始まりで、江戸後期以降は厄除けや魔除けとして寺社で販売されていた。一度は途絶えたが、藤原孚石氏が復活し、現在は2代目が継承されている。

左から、お多福面¥9,900、干 支面(辰)¥17,600、福寿を願 う寿猿面¥9,900

左から、お多福面¥9,900、干支面(辰)¥17,600、福寿を願う寿猿面¥9,900

嵯峨面
嵯峨面

Data

いしかわ竹乃店●古くから嵯峨面を取り扱う竹製品専門店。店奥には、般若やカッパ、福えびすなど、嵯峨面が展示されている。
●京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35
☎075・861・0076
10:00~18:00
無休

六兵衞窯《ろくべえがま》

京焼の本流として親しまれる窯

江戸後期に開窯。現当主である八代目六兵衞は自らの作品を手がけるかたわら、伝統的な京焼の作風や各代が残した意匠と技法を生かし、食器や花器、茶陶を制作。干支の動物は縁起物といわれ、毎年、干支に合わせた商品が種類豊富に登場する。

京焼の本流として親しまれる窯
六兵衞窯
六兵衞窯

Data

●京都市東山区五条橋東5の467
☎075・561・3131
10:00~17:00

定休日 土・日曜(不定休あり)

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