「店をやるうちに食材の特性や個性を表現する引き出しが増え、素材の重ね方と味覚のバランスをより大事にするようになりました」と坂本健シェフ。料理はシンプルに素材そのもののおいしさを伝え、さまざまなものの作り手とのかかわりも深めたことで、よりていねいな仕事を心がけている。食材の生産者、器の作家、店をともに作った大工さんたちと思いを通わす中、奇をてらうことなく店の味を進化させている。
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絶対行くべき名店だけを厳選 京都の最高ディナー五選 part2
eclat10月号では、10年間現地を取材しつづけてきたエクラ京都班が“絶対行くべき名店”を厳選してご紹介。