料亭の新スタイル『杉の井 穂濤 離れ』で未来の料亭の形を体感

2017年12月8日
犀川のほとりにたたずむ明治末期の風情ある建物の『杉の井 穂濤』。その隣に『杉の井 穂濤 離れ』がひっそりとプレオープン!料亭文化を身近に感じられる、新しい形の“金沢の贅”を思いっきり満喫。

杉の井 穂濤(ほなみ)離れ

“料亭の新スタイル”が新鮮

有名店ですが、“離れ”があることはあまり知られていません。進取の精神に富んだご主人が生んだ、未来の料亭の形を体感できます。―フードジャーナリスト 北村美香さん

犀川(さいがわ)のほとりにたたずむ明治末期の風情ある建物が『杉の井 穂濤』。『ミシュランガイド 富山・石川(金沢)2016特別版』で二ツ星に輝いた名料亭だ。今年9月、その隣に『杉の井 穂濤 離れ』がひっそりとプレオープン。木材や石など、自然の素材だけで造られた店内と椅子席がスタイリッシュな印象だ。加賀の食材で彩られた昼膳「瀬音」には九谷焼の器が惜しみなく使われ、金沢気分を盛り上げてくれる。
「靴を脱がずに、気軽に料亭を楽しんでいただきたくて」と語るのは2代目ご主人・越沢晃一郎さん。「金沢は戦火や災害を逃れた稀有(けう)な街。13軒残る料亭の1軒として、料亭文化を身近に感じられる試みを始めたかった」という。今後は、「板前のおつまみ」が楽しめる日本酒バーも計画中。ここでは、新しい形の“金沢の贅”が待っている。

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昼膳「瀬音」から。デザートは『杉の井』名物「くずきり」。黒蜜の優しい甘さとつるんとしたのどごしにファン多数。同店経営の和カフェ『つぼみ』でも提供している
「前菜」は海老鬼殻焼き、さつまいもと栗の茶巾、塩銀杏、子持ち昆布、鴨塩焼きなど加賀料理が華やかに
「碗物」はえびいもとニシン、なす、にんじん。これに先付や焼き物、季節のごはんなどがつく
木のぬくもりを感じる店内には清らかな気が流れる。昔ながらの釘を使わない建築で、床は自然石。椅子席はシニア世代にも人気。器はご主人と奥さまの見立て
石川県金沢市清川町3の11 ☎076・243・2288 11:30~13:00(最終入店) 不定休 要予約 昼膳「瀬音」 ¥5,000(税・サ込)

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