男はいたるところで女をさげすむが、それは自分自身をおとしめることでもある。ーPartout où l’homme a dégradé la femme, il s’est dégradé lui-même.【フランスの美しい言葉 vol.31】

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Webエクラ フランスの美しい言葉 男はいたるところで女をさげすむが、それは自分自身をおとしめることでもある。ーPartout où l’homme a dégradé la femme, il s’est dégradé lui-même.
Webエクラ フランスの美しい言葉 男はいたるところで女をさげすむが、それは自分自身をおとしめることでもある。ーPartout où l’homme a dégradé la femme, il s’est dégradé lui-même.

Partout où l’homme a dégradé la femme, il s’est dégradé lui-même.

パルトゥ ウ ロム ア デグラデ ラ ファム、イル セ デグラデ ルイ メーム

男はいたるところで女をさげすむが、それは自分自身をおとしめることでもある。

―― Charles Fourier シャルル・フーリエ

空想社会主義者としてのレッテルを貼られがちな19世紀の思想家、シャルル・フーリエですが、フェミニストの先駆者ではという再評価が。「ファランジェ」と彼自身が名付けた共同体で、共有財産のもと、男女が共同生活するユートピアを提唱。なんとそこでは一夫多妻ならぬ、多夫多妻を提案!男のみならず、女も好きな人と好きなだけ愛を育めばと。あまりにも斬新なアイデアに当時から理解されませんでしたが、男女ともに同等に快楽を求める権利を主張したところは見逃せません。

パリのブーケ

今週も笑顔でいきましょう!Bonne semaine!

■フランスの美しい言葉を音声でも聞いてみよう

森田浩之

森田浩之

もりた ひろゆき●ジャーナリスト・コーディネーター。パリと京都を行き来する。モード、カルチャーを中心に雑誌、ウェブに寄稿。マルセル・プルーストと紫式部を原文で読む!を目標に日々読書生活。華道家としての顔も。

©Yusuke Kinaka
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