朝から心もお腹も満たされる!食の都・京都の“朝食 百花繚乱”【京都 新しい食の愉しみ】

ツーリストが多い京都では、朝食の需要も高く、朝早くから営業する店が増えている。バリエーションも豊富で、「夜は料亭や割烹で」という人が多いためか、朝食は中華やパンなど、和食以外が人気。

小梟(シャオシャオ)

小梟

香港式ロースト肉・焼味が名物の中華料理店が’24年4月から朝食をスタート。店主・米田勲さんはさまざまな食が交錯するNYで料理人をしていた経験を生かし、京都のおばんざい文化を柔軟に取り入れて。炙(あぶ)り締め鯖四川山椒ソースや帆立貝柱の紹興酒漬けなど、和食と中華を織り交ぜ18品も楽める。干し貝柱や丸鶏からとったスープで炊く粥もしみじみと、朝の目覚めにぴったり。「干し貝柱の香港粥と18種類の小鉢」¥2,000

小梟

DATA

京都市東山区本町8の89の1
☎ 075・746・4583

8:00~10:00LO、11:30~14:30LO、17:00~20:30LO
定休日:月曜、日曜夜

OHARU(おはる)

OHARU

イタリア料理店やホテルで腕を磨いた吉田はる美さんが、生まれ育った伊勢志摩から届く魚介を使った食堂を開店。吉田さんの夫は、料理人に愛され、パン好きの間ではその名を知られる「吉田パン工房」の店主。パンを使ったメニューが並び、魚料理の相棒もごはんではなく、天然酵母パン。「おはようAセット」は、魚のグリルをメインに、野菜入りオムレツや温野菜、サラダ、スープがつき、野菜も盛りだくさん。¥2,300

OHARU

DATA
京都市左京区岡崎西福ノ川町13の2

☎075・606・4101
8:00~16:00(朝食~10:00LO)

定休日:火曜(不定休あり)

NAZO BAO(ナゾバオ)

NAZOBAO

台湾人のSHUさんは、「日本で店を開いてみたい」と、台湾より引っ越し、今年5月にブランチ専門店をオープンした行動派。メニューは、台湾のソウルフードであり、欧米でも専門店ができるほど人気のバオをメインに。台中の星つきフランス料理店でスーシェフを務めたこともあり、フレンチの技をきかせた具材もバリエーションが豊富。豚肉の煮込みをサンドした「クラシックバオ」サラダ、さつまいもの揚げ物つき¥2,400

NAZO BAO

DATA

京都市東山区弁財天町19 大和ビル(y - gion)3F

☎なし 9:00~14:30LO

日曜のみ要予約の夜営業あり
定休日:月曜

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