実はみんな悩んでいた⁉︎ お墓、どうしたらいい? 50代のリアルな事情【50代のお悩み・お墓について】

50代にとって、そろそろ身近なものになってきた「お墓」という存在。少子高齢化が進み、アラフィー世代の幼少期とはがらりと変わってしまったお墓事情。そこで、50代女性に緊急アンケートを実施。そこから見えてきた悩みや疑問、思いを発表します。
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・私が「どうしたいか」は、はっきりいって二の次。それより、あとに遺のこされる子供たちに、お墓で苦労させたくない。子供たちに一番迷惑のかからない方法を選択したいです。(48歳・自治体非常勤・子供あり)
・「お墓に入りたい」という気持ちはないです。遺骨は樹木の下や海に撒いてもらうなどして、何も遺したくないです。(49 歳・看護師・子供あり)
・お墓はいりません。日ごろから主人にも子供たちにも、「私が死んだら、海に散骨してね」といっています。お墓をつくると、遺された家族の負担になりますし、かといってロッカー式の納骨堂や共同墓などは寂しいので。(50歳・主婦・子供あり)
・今のところ、夫とは、私の実家のお墓と同じ墓地に新たに建てようと話しています。子供がいないので、親類が多い実家近くのほうがなにかと安心な気がして。とはいえ、もっとよい方法が見つかれば、再考するかもしれません。(53歳・会社役員・子供なし)
実はみんな悩んでいた⁉︎ お墓、どうしたらいい? 50代のリアルな事情【50代のお悩み・お墓について】_2_2
・私の両親のお墓、母方の祖父母のお墓が遠方にありますが、日ごろは誰も世話をしていません。数年に一度、私が帰省し、お参りや掃除などしますが、私の死後どうなるのか。墓じまいはお金がかかるし、それ以前に、お墓の処分はとてもつらいことなので。(48歳・主婦・子供あり)
・子供もきょうだいもいないので、夫か私が、墓じまいの手続きをしなくてはなりません。それが憂鬱……。身寄りのない人が安心して利用できる制度などあれば知りたいです。(47歳・フラワーデザイナー・子供なし)
・「死」を身近に感じると、まず思い浮かぶのは葬儀。でも実際は、そのあとのお墓や仏壇のほうが、費用がかかるのだと、最近知りました。どこまで準備し、情報や手続きの把握をしておくべきなのか気になっています。(49歳・美容セラピスト・子供あり)
・外国人の義父は、郷里に納骨してほしいと遺言書に記しているみたいです。でも、今は日本在住なので、こちらにお墓を建てるほうが現実的な気が。遺言書には、必ず従わないといけないのかどうか…。(49 歳・会社員・子供あり)

ほかにもこんな声が…

●夫とは宗教が違います。彼は無宗教ですが、私は、自らが40歳のときに、ミッションスクールで教育を受けたことや子供を同じ系列のミッションスクールに入れたことから、教会生活をスタートし、洗礼を受けました。だから、おそらくお墓は別々になると思っています。宗教は自由ですし、人生の終わりをどう迎えるのか、自分自身で考えた末の結論です。(51歳・会社員・子供あり)
●自分が他界したあとのお墓には、なんの執着もありません。(49歳・看護師・子供あり)
●『千の風になって』の歌詞ではありませんが、死後の魂はお墓にいるわけではないと思っています。お墓に行かないと会えないのではなく、いつでもどこでも、そばにいる存在ではないかと……。だから、お墓について、それほどこだわりはありません。(49歳・事務職・子供あり)
  • お墓の継承者がいない! 50代のリアルな悩みに専門家が回答【50代のお悩み・お墓について】

    お墓の継承者がいない! 50代のリアルな悩みに専門家が回答【50代のお悩み・お墓について】

    少子高齢化が進み、エクラ世代の幼少期とはがらりと変わってしまったお墓事情。この時代に生きるエクラ世代だからこその悩みに専門家が指南。「子どもは娘だけ。嫁いだら、お墓を継ぐ人がいなくなる」と言った悩みも多くなっています。でも、嫁いだ娘が継ぐこともできるし、親戚が継承することも可能。“お墓を購入する”ということの意味なども含めてお教えします。

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