予約を取ったら旅に出る。京都「絶対の名店」 五選

「必ずまたうかがいたい」と心を奪われ、ずっと記憶の中にある大好きな一軒。京都へ旅する衝動をかきたててくれる、屈指の名店を京都通がご紹介。

4.変わらないことが魅力の質実な板前割烹『日本料理 とくを』

「オープンしてすぐのころにうかがい、新鮮な感覚のお料理に感動したこと、奥さまの温かな接客が素敵だったことを今も忘れられません」(ライター・安齋喜美子さん)。
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¥15,000のコースから。ヘレの塊肉を炭火で焼いた「黒毛和牛のステーキ」。わさびでシンプルに
造りの盛り合わせ。上からヒラメ、本マグロ、シマアジ、剣先イカのウニのせ、鱧のおとしの5種
カウンターの前で作りながら供される「鱧と松茸のしゃぶしゃぶ」。秋の鱧は脂がよくのり、ふんわりとした身は土佐醤油と梅肉がよく合う
板前割烹の草分け『たん熊北店』の系列店で修業を積んだ徳尾さん
阪急河原町駅より徒歩5分の街中にありながら、静かでゆっくり食事が楽しめる
安定した味わいを提供する割烹
オープンして14年目を迎え、正統で質実な板前仕事のイメージが定着する割烹。10年を区切りに内装を替え、個室をテーブル席にしているが、メニューは開業のときと同じ、おまかせと単品の2本立て。遠来の観光客にも地元客にも支持されているのは、料理の選択肢の幅広さと一品の充実あってのこと。
 店主の徳尾真次さんがこの時季にぜひ味わってほしいと出してくれたのは「鱧と松茸のしゃぶしゃぶ」。脂がのる韓国産の鱧を、だしの中で火を入れ、上品なうま味と香りで高揚感を誘う。
「最近はワインもいろいろおいておられ、さらに進化したお料理をいただきにうかがうのが楽しみです」(安齋さん)。ワインは徳尾さん自身が料理に合わせて選び、西日本の飲食店ではここだけで扱っているものも。
『日本料理 とくを』
京都市下京区木屋町通仏光寺上ル天王町151
12:00~12:30(入店)、18:00~20:00(入店) 
㊡日曜、第3月曜 ☎ 075·351·3906
カウンター10席、テーブル個室1室(6名) 
※予約がベター
昼のコース¥6,000~、夜のコース¥12,000~、一品料理あり

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