予約を取ったら旅に出る。京都「絶対の名店」 五選

「必ずまたうかがいたい」と心を奪われ、ずっと記憶の中にある大好きな一軒。京都へ旅する衝動をかきたててくれる、屈指の名店を京都通がご紹介。

2.3代目の創意工夫が光る京料理の進化形『木乃婦』

「歴史や趣を実感させてくれる料亭。子供もOKなので、結婚前も結婚後も京都では必ず行きたいお店です」(モデル・甘糟記子さん)。
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夜の¥20,000のコースから。アーモンドスライスの食感をアクセントにした「蟹といちじくのジュレがけ」
京都大学大学院を卒業し、和食を科学的視点からも語る高橋さん
夜の¥20,000のコースから。古書に残る料理を華やかにアレンジした「松茸と鱧の木屋町焼き」
昆布だしに金華ハムや鶏ガラスープを合わせた高橋さん考案の「ふかひれ胡麻豆腐」
全室個室で100名収容の大広間も。仕出し屋として創業し、今も地元のひいき客が多い
3代目の高橋拓児さんが店を継ぎ、斬新な料理で一躍注目を浴びるようになった『木乃婦』。
「京料理の本すじからそれることは決してありませんが、伝統の中に安堵してしまうことのない創意工夫が感じられます。どんな伝統も、最初は斬新さに目を見張るものがあったのかもしれません」(青木さん)。
 古い書物からヒントを得た鱧の木屋町焼きもそのひとつ。2本の鱧の身を内側にして合わせ、炭火で焼いて吉野葛でまとめたもので、古い器を写した蓋もので供される。さらに一度食すと忘れられないのがふかひれ胡麻豆腐で、名物の域にある。
「ワイン懐石など、新しいことにチャレンジされているのも魅力。女将もすごく素敵なかたなんです」(甘糟さん)。全室個室で、家族で京料理をゆっくり味わいたい人にもおすすめ。
『木乃婦』
京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町416
11:30~14:30、18:00~19:30 不定休 ☎ 075·352·0001
座敷12室、大広間1 
要予約
昼のコース¥5,000~(平日)、¥15,000~(土・日曜、祝日)、夜のコース¥15,000~

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