こわばり、痛み、しびれ… 手指に違和感が!?【50代のお悩み・更年期の手指問題】

2018年10月12日
手指に痛みがある、スムーズに動かない、ペットボトルのフタが開けられない・・・実はこれ、更年期女性にとても多い症状。女性ホルモンには抗炎症作用がありますが、更年期になると女性ホルモンが減って、炎症が抑えられずに痛みなどの症状が生じるのです。

女性ホルモンの減少で 手指の病気が増える

エクラ世代になり、手指に痛みがあって、フタを開けたりといったちょっとした動作がしにくくなってきたという人が多数。こんなトラブルが増える理由とは?

「もちろん、手や指を酷使する仕事や趣味をもつ人に多いのですが、更年期の女性にも多い理由は、女性ホルモンが関係していると考えられています。女性ホルモンには抗炎症作用があり、その分泌量が多い若いころは、多少手指を酷使しても関節の炎症が抑えられます。
でも更年期になると女性ホルモンが減ってバランスが乱れるため、炎症が抑えられず痛みやしびれが生じやすいのです」

 更年期に多い手指の病気には、さまざまな種類があるそう。

「指を伸ばすときにカクンとひっかかる“ばね指”や、手首の親指側が痛む“ドケルバン病”、手指がしびれる“手根管(しゅこんかん)症候群”のほか、指の関節が変形する“ヘバーデン結節”や“ブシャール結節”、親指のつけ根が痛む“母指CM関節症”などがあります」

 このような症状があるのに“年だからしかたない”と放置している人もいると思うが、これはNG。「手指の病気は、実は注射など病院での治療でかなり改善します。症状が緩和すれば日常動作がラクになり、趣味も楽しめるようになるので、あきらめず早めに受診を」

 手指の不調には整形外科や、最近増えている“手の外科”の受診がおすすめだとか。
「また、最近、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするエクオール含有サプリメントをとることで、更年期の手指の病気予防が期待できると注目されています」

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朝起きると手指がこわばっている
なんか痛い、これって腱鞘炎?
キーボードがスムーズに打てない
ボタンがうまくかけられない
ゴルフのときに握ると違和感が…
ペットボトルのフタが開けられない!

知っておきたい手指の不調

教えてくれたのは…
まえだ整形外科・手のクリニック
前田利雄先生

医学博士。昭和大学病院整形外科学講座兼任講師。手外科・整形外科専門医として診療にあたる。肘から手までのさまざまな病気に精通。

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