5. 第2関節がこぶ状に膨らむ “ブシャール結節”【50代のお悩み・更年期の手指問題】

2018年10月12日
「指の第2関節が曲がり、変形している」、「第2関節がこぶ状に膨らんでいる」……思い当たる節がある人は、更年期に起こりがちな「ブシャール結節」かも! 今、困っている人もこれから心配な人も知っておきたい、予備知識や治療法を専門医がお教えします。

【ブシャール結節】

〈症状〉

☑指の第2関節が曲がり変形している

☑第2関節がこぶ状に膨らんでいる

☑起床時に指がこわばり動かしにくい

〈どんな病気?〉

へバーデン結節の場合は指の第1関節だが、指の第2関節が変形する病気がブシャール結節。人さし指から小指の第2関節がこぶ状に腫れたり、指が曲がるなど変形する。痛みが強い場合と、まったく痛みがない場合がある。変形が進むと指を曲げにくくなる。ヘバーデン結節と同じく原因は不明だが、更年期の女性に多い。こちらも年齢を重ねるにつれ痛みは治まっていくケースが多い。

〈治療法〉

治療法はヘバーデン結節と同じく対症療法で、患部へのテーピングや、関節内へのステロイド注射、消炎鎮痛剤の外用や内服などを行う。これらの治療で効果がなかったり、再発を繰り返す場合は、関節を固定する手術や、人工関節にする手術を行う場合もある。

知っておきたい手指の不調

教えてくれたのは…
まえだ整形外科・手のクリニック
前田利雄先生

医学博士。昭和大学病院整形外科学講座兼任講師。手外科・整形外科専門医として診療にあたる。肘から手までのさまざまな病気に精通。

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