謎の鮨フェチ・グルメマダム、N山K子が厳選! 東京「イケてるお鮨」 五選

東京は今まさに、"鮨バブル"。実力店が群雄割拠する時代。あらゆる美食に通じながら「今、自腹で行きたいと思うのは、一も二もなくお鮨!」と話すN山さんに、大人の女性が心から満足できる店を指南いただきます。
教えてくれたのはこの方
N山K子。外資系金融企業に勤める美食家。鮨をこよなく愛し、月に2回以上の鮨屋通いを欠かさない。特に好きな鮨だねは貝類。日本酒、ブルゴーニュ好き。

2.ウニにマグロは鮨の華。銘醸ワインとともに『鮨 尚充』

毎日営業直前に剃り上げるピカピカの坊主頭に、エルメスのスカーフのねじり鉢巻き。カウンターにはルイ・ヴィトンのネタケースが鎮座する。ムードはかなりイケイケだが、店主の安田尚充さんは16歳から自由が丘『鮨幸』一軒で14年間もの長きにわたり修業。親方も公認の独立時からのゲストに愛され続け、「お陰さまで、開業から8年、毎日満席です」と、話す笑顔はすこぶるさわやかだ。
「華やかさがあり、スタッフも充実していて大将を筆頭にサービスもきめこまやか。プライベートではもちろん、接待にもいい店です」と、N山さん。
 鮨だねで力を入れるのは、一も二もなくウニ、そしてマグロ。逸品つまみとにぎりを織り交ぜたコースのハイライトとしてそれぞれを2、3貫ずつ出し、味の違いを楽しませる。ワインはシャンパーニュ、ブルゴーニュを中心に自然派からグランヴァンまで、ツボを押さえたセレクト。
 気分がアガる、そしてご主人と鮨から確実にパワーをもらえる。心から楽しめる上質なワクワクがある鮨店である。
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ゴージャスなアイテムを配しつつ、品のある空間。器や花のしつらえにもセンスがにじむ
熊本県天草産の紫ウニ。小粒でしっかりとした磯の香りがある
赤身のヅケ。マグロは高級鮨店、割烹御用達の仲卸『やま幸』から
大トロ。脂の甘味がまろやかな酸味とうま味のある酢めしと引き立て合う。酢めしは水分量や粒の大きさを考慮した3種の米を合わせて炊き、酢も赤酢、米酢3種をブレンド
長崎県小長井産のカキ、シャンパーニュとともに。
山口県下関産天然トラフグの白子を炙り、オシェトラキャビアをのせて。クリーミーな甘さとうま味たっぷりの塩気が溶け合う
東京都目黒区青葉台1の28の2
☎03・3712・6999
18:00~、21:00~(2回制)、土曜のみ昼営業12:00~
㊡日曜、祝日
※コース¥23,000~。予約は予約サイト「OMAKASE」で

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