日本人が生み出す絶品中国料理が東京に『中国菜 エスサワダ 西麻布』

美食の街、大阪が生んだ中華の新星『エスサワダ』が今年2月、東京・西麻布にお目見え。名門、香港『福臨門酒家』で修業した澤田州平シェフが、確かな火入れで素材の持ち味を引き出し、旬の食材から着想を得たクリエイティブな料理は、幅広くそろうワインとともに味わいたい。

『中国菜 エスサワダ 西麻布』

【NISHIAZABU】旬の食材と感性で魅せるクリエイティブ中華

ウフマヨ¥600。カラスミをかけ、魚卵のうま味を効かせて
クリスピーチキンは、ていねいな仕込みと熟練の火入れでクリスピーかつ、しっとり仕上げる。7種の薬味は天ぷら店の塩のイメージで
開業からわずか1年後の'18年版から3年連続ミシュランガイド京都・大阪版の一ツ星を獲得。美食の街、大阪が生んだ中華の新星『エスサワダ』が今年2月、東京・西麻布にお目見えした。澤田州平シェフは名門、香港『福臨門酒家』で修業した経験をベースに、本場の味を「日本の食材を使い、日本人だからこそ生み出せる中国料理」へと昇華。確かな火入れで素材の持ち味を引き出し、旬の食材から着想を得たクリエイティブな料理は、中国料理のイメージを新たにしてくれるものばかりだ。スペシャリテはクリスピーチキン。五香粉や山椒にわさびや赤酢の大根おろしなど和の素材も加えた7種の薬味が目にも華やかで、王道の味に新しい驚きを添えてくれる。フランスの銘醸品から飲みごろのニューワールドまで幅広くそろうワインとともに味わいたい。
タコのコンフィ パプリカソース¥2,200。天草の地ダコを天草の地鶏の脂 でコンフィに。ソースがスモーキーな香りとうま味を添える
旬の食材を使った冷製ビーフン。夏はフルーツトマトで
フルーツを使ったタルトなど、パティシエによる焼き菓子も。写真は河内晩 柑のタルト¥500(1カット) 
フォアグラバーガー。紹興酒漬けのフォアグラをキャラメリゼし、蒸しパンにサンド
空間づくりもセンスあり
シンプルで開放感のある店内。料理はすべて¥10,000のコースより
光安シェフ。しばしばカウンターを飛び出し、サービスにも参加
満を持して東京に進出した澤田州平シェフ
東京都港区西麻布3の17の25 KHK西麻布ビル1F
【TEL】03・5786・0788
17:00~22:00LO(土・日曜、祝日12:00~21:00LO)
【休】月曜
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