真剣勝負が生む洒脱な滑稽さが魅力のお仕事マンガ3選【大人の心を救う「笑えるマンガ」】

新型コロナウイルスの先行きが見えず、気持ちもふさぎぎみになる今こそ、あえて読んでもらいたいのが「笑えるマンガ」。マンガに精通した“目利き”たちが、大人の女性がくすりと笑えるお仕事マンガを厳選!

「マンガの目利き」はこの人たち!

編集者・ライター 山脇麻生

マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。

書店員 山崎陽子

紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。

ライター 吉川明子

小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。

「お仕事」を描いたマンガ《真剣勝負が生む洒脱な滑稽さ》

1.能ある鷹は爪がない!?

 はんざき朝未『無能の鷹』

『無能の鷹』

はんざき朝未 講談社 既刊2巻 各¥500
見た目は有能なのに仕事がまったくできない女性が、実力はあるのに自信なさげな同僚とタッグを組んでみたら……。「鷹野ツメ子は何もできなすぎて社内ニート状態。なのにデキる風の見た目から、取引先などが勝手に勘違いし、惑わされてしまう。その絶妙なズレっぷりがたまらなくいい。斬新すぎるお仕事マンガ」(吉川)。

2.警察官だって人間です!

泰 三子『ハコヅメ 交番女子の逆襲』

『ハコヅメ 交番女子の逆襲』

泰 三子 講談社 既刊15巻 各¥610〜
新米女性警察官・川合と指導役の藤部長を中心に、警察官のリアルな現場をコミカルに描く。「作者は元女性警察官。警察官も人の子で毒を吐きたくなることもあるんだな、と妙にリアルで説得力あり。でも、職務に向き合うときは真剣そのもの。笑いだけでなく、下ネタ、シリアス、人情ものと多彩な要素がてんこ盛りです」(吉川)。

3.'70年代少女漫画の舞台裏は?

笹生那実『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』

『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』

笹生那実 イースト・プレス ¥1,091
『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』内容
美内すずえ、くらもちふさこ、山岸凉子などのもとでアシスタントをしていた著者の貴重な体験を描いたコミックエッセイ。「先生とアシスタントのかたがたが、いいものを生み出そうと必死だったドタバタ現場があってこその、美しい作品やストーリーだったのかと思うと笑いながらも感謝の気持ちでいっぱいになります」(山崎)。
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