【50代の推し活スケジュール】韓国ミュージカル推しは「本場での旅を満喫&趣味で歌詞の翻訳も」

自分のために使える時間が増えてくるエクラ世代。すっかり根づいた“推し活”をどう満喫している? 今回は韓国語の歌詞の翻訳までするようになったという、韓国ミュージカルファンの推し活をチェック!
渡邉明子さん(フリーランス PR)

渡邉明子さん(フリーランス PR)

子供のころからミュージカルに興味があり、少年隊の舞台『PLAYZONE』を追いかけていた時代も。ドラマから韓国エンタメに入り、KーPOPグループ→韓国ミュージカルの世界に。観劇時のマストアイテムは双眼鏡!

歌や演出の熱量の高さにほれ、推しの出待ちも経験!
ブロードウェイなどで上演されている名作を中心に、オリジナル作も豊富で近年日本でも熱い注目を集める韓国ミュージカル。「韓国の人気歌手やドラマ俳優が出演することも多いので、韓国エンタメ好きにはたまりません」と渡邉さん。きっかけは、’10年、もともとファンだったJYJの当時のメンバー、ジュンスさんの初出演作『モーツァルト!』を観劇したこと。

「推しのジュンスさんだけではなく、共演の俳優さんも含めて歌のうまさや、演出の熱量の高さに圧倒されました。実は若いころから劇団四季なども好きだったので、自然と韓国ミュージカルに覚醒した感じです」

完全に沼に落ちたのは、’16年初演の『マタ・ハリ』だった。

「主演でマタ・ハリ役のオク・ジュヒョンさん、敵役のラドゥーを演じたキム・ジュンヒョンさん、彼らの魅力に大感動&歌で大泣き。その後、作品を見るたびに推しが増えました。出演者によっては出待ちもできて、若手俳優の場合はイベント化も。今年はシンガーソングライターのパク・ヒョシンさんが、9年ぶりに出演する『ファントム』など、見たい作品がたくさん。私は、最新コスメのチェックや買い物、流行(はや)りの街を散策と、旅の要素もあわせて、韓国へ通っています」

ミュージカルの台詞や歌は韓国語。言語の壁は、どうしている?

「『エリザベート』など日本でも上演されている演目は、あらすじや名場面を調べておけば、置いてけぼりにされる感覚は少ないです。ちなみに去年は、日本の『ベルサイユのばら』がミュージカル化され、大好評。私も3回見ました」

さらに渡邉さんは、こんなスタイルで韓国ミュージカルを深掘り。

「込み入った台詞や、韓国が初演の作品だと、感動しながら『?』となるのも事実(笑)。そこで、内容、曲目リスト、台詞を日本語で紹介し、翻訳してくださるブロガーさんの記事をチェック。作品に没頭できるようになりました。そして私も、自分なりにですが、歌詞を翻訳するように。今では韓国語の勉強にもなるのでやりがいを感じています!」

「『マタ・ハリ』は初演であらすじもわからなかったのに、感動して大泣き!」

「『マタ・ハリ』は初演であらすじもわからなかったのに、感動して大泣き!」

「推しへの熱い思いや作品の感想をファンレターにしたため、渡したことも!」

「推しへの熱い思いや作品の感想をファンレターにしたため、渡したことも!」

推し活スケジュール

コスメや最新スポットをチェックし、会場へ

本場での旅を満喫& 趣味で歌詞の翻訳も

昼公演の日は、午前中に「オリーブヤング」などのコスメショップをめぐったり、通仁(トンイン)市場でごま油やのりを購入したり。夜公演の場合は日中に流行りの街を散策。最近お気に入りの三清洞(サムチョンドン)エリアでは器などを買うのが楽しい。

開演30分~1時間前に劇場に着くよう地下鉄の経路をチェックし、ホテルを出発。タクシーは渋滞の可能性が高いので避ける。

劇場に入ったら、記録&記念用に当日の出演者が表示されている「キャストボード」の写真を撮る。劇場ロビーの席に座り、あらすじ・訳などを思い出しつつおさらいする。

観劇は約3時間。観劇後は、SNSで調べて当たりをつけておいた、夜遅くまで営業する飲食店へ。24時間営業の有名焼肉店「永川永化(ヨンチョンヨンファ)」や、鍾路の屋台街も、推し活仲間と気兼ねなく語り合えて満足度大!

観劇は約3時間。観劇後は、SNSで調べて当たりをつけておいた、夜遅くまで営業する飲食店へ。24時間営業の有名焼肉店「永川永化」や、鍾路の屋台街も、推し活仲間と気兼ねなく語り合えて満足度大!
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