長引くwithコロナ生活で、声を出しづらくなり、おしゃべりが苦手に!? まさかの事態の打開策は、ずばりボイストレーニング。エイジングケアの観点からボイトレを指導するミニー・P先生に、ツヤ声を取り戻すために効果的な「ツヤ増しボイトレ」について詳しくお聞きしました。
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ツヤのある声を取り戻すと同時に顔のリフトアップも
他者との会話が減り、マスクのせいでボソボソとしゃべるクセがついてしまったこの一年。声が小さくなっただけでなく、滑舌も悪くなり、家族との会話や、オンラインミーティングで「えっ?」と聞き返されることも。
「急激に“老け声”“声枯れ”が進んだのは、マスクで顔が圧迫され、社会生活で大声を出すことが好ましくない状況の中、表情筋をほとんど使わずに話すようになってしまった結果です。この一年で下半顔が大幅にたるんでしまったという自覚がある人は多いはず。また、ストレスなどで常に奥歯を噛み締め、咬筋が凝り固まり、口を開けづらくなっている人も多いのです」
クリアでツヤのある声を取り戻すには、声のトレーニング、ボイトレが必須だとミニー先生。
「口もとと表情筋を総動員し、一日に1回は大きな声を出しましょう。そのとき意識したいのは、口を縦に大きく開けること。自然と呼吸も深くなり、肺もしっかり使えるようになります」
また、低い音から高い音まで、日常会話にない音域まで発声することで声帯のストレッチに。マスクを通しても魅力的な、厚みのある声になっていく。
「同時に、ゆるんだ表情筋が引き締まり、下半顔がすっきりとリフトアップします。大きな声を出すことで、脳内がポジティブに切り替わり、メンタルを整える効果も。一石三鳥の効果があるボイトレは、今の時代にぴったりなエイジングケア法だと思います」
ボイトレではこれだけの表情筋を使う!
口を動かす口輪筋は、頰を動かす何種類もの筋肉と連動。目をパッチリと見開き、後頭部から声を響かせるようにすることで、側頭筋など頭部の筋肉も駆使。姿勢を正し、のどをリラックスさせることで、美の要・首の筋肉もケア。
まず、発声の前に、準備運動からスタート!
《1》のどをはがす
声帯のまわりの筋肉(咽頭筋(いんとうきん)、甲状筋)が凝り固まっていると、声が出づらくかすれがちに。まずは、のどの奥を「はがし」、声帯まわりの筋肉をほぐしてスムーズに発声する準備を。両手の4本の指をそろえ、手のひらを前に向けて、胸鎖乳突筋のすぐ前に指先を差し込む。差し込んだまま、手のひら全体を前に押し出し5秒キープ。これを3回繰り返す。
《2》手を大きく前に出して回す
手の甲が前方に向くように両手を高く上げる。片足を大きく一歩前に踏み込み、腰を落としながら、腕を前方へと回す。5回繰り返し、反対の足も同様に。実は発声のポイントである、背中からおしりを鍛えられる。「そろそろボイトレ始めましょ~~~♪♪」などミュージカル風に声を出しながら行うのがおすすめ。