止水栓を思う秋。

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秋の青空。こういう紗のような雲の形の移ろいを眺めつつ、うたた寝したら気持ちいいだろうなあと思いはするものの、たいてい用事を作っては歩き回っており、もっぱら視線は地を撫でています。

そんなせわしない日常の路上観察の中で、ふと気になったのが止水栓。意匠の余地のあるマンホールよりよほど地味な存在ですが、同じ場所で立て続けにバージョン違いを目にして、「かわいい」の境界線を考える体験となりました。


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まずは写真1枚目、スタンダードな1点撮影から。これはかわいくはないですね、普通。水の字がいい感じですけれど。続いて写真2枚目。ふたつ並ぶと少しかわいい、かもしれない。きっちり揃っていない右側がやんちゃな印象。さらに3枚目。1枚目のような苔は見かけるけれど、これほど均一に草が目地を覆うのは珍しい。ファーをまとったようなこの感じは…、かわいいと思う。

うーむむむ、しかし、なぜここだけ? ちょうどよいバランスで水が漏れているのでしょうか。ひょっとすると要修理かも、です。
(編集B)

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