アラフィーのベースメイクは「下地9割+ファンデーション1割」がいい理由

肌の気になるアラを隠そうとファンデーションを重ねれば重ねるほど、かえって老けて見えてしまう経験、誰しもあるはず。エクラ世代が頼るべきは、実は下地。「下地9割+ファンデーション1割」がいい理由を、ヘア&メイクの中山友恵さんに聞いた。
教えてくれたのは…
ヘア&メイク 中山友恵さん

ヘア&メイク 中山友恵さん

アラフィー肌を熟知し、年齢を重ねるほどに美しく見えるベースメイクを研究。旬をほどよく取り入れたメイク提案が、女性向けメディアで大好評。

読者の声「私たち、下地のよさがイマイチわかりません!」

「下地を塗っても、効果がよくわからなくて……。下地って本当に必要なの?」(公務員・50歳)

「日焼け止めを塗っているので下地は塗らなくてもいいんですよね?」(会社経営・48歳)

「下地よりファンデーションをしっかり塗ったほうが肌はきれいに見えるはず。」(主婦・51歳)

「大人こそ下地が必要。むしろ下地を主役にしたほうが自然でいきいきとした肌になれます」(中山さん)

厚塗り感ゼロ! 下地9割で素肌そのものがきれいと錯覚させる

稲沢朋子
シャツ¥69,300(テルマ)・キャミソール¥9,900(エストネーション)/以上エストネーション イヤリング¥13,200/フーブス(イリスフォーセブン)

下地9割+ファンデーション1割がいい理由

1.大人の肌悩みの9割は実は下地でカバーできる
下地は年々進化を遂げ、乾燥によるツヤ不足、シミ・くすみ・赤みなどの色ムラは、下地だけでカバーが可能に。むろん、濃いシミを完璧に消すことはできないけれど、下地を塗った時点で少しだけアラが透けて見えるくらいのほうが大人肌にはベスト。はつらつとしたイメージに。(中山さん、以下同)

2.下地9割なら絶対厚塗りにならない
ファンデーションはベージュの顔料が含まれているぶん、重ねるほどに隠蔽感が。その厚塗り感こそが老け見えの原因! それに対して下地は、潤いや光をコントロールして血色感を出すことで、隠すのではなく肌の質感自体を美しくチェンジ。だから、厚塗り感なく素肌そのものがいきいきと見えるんです。

3.ファンデーションは顔の中心に少しだけ
今の下地は優秀で、質感を変えるのは得意なのですが、毛穴やシワのような“凹凸”をなめらかな面に整えるのはファンデーションの役目。下地で9割整えておいて、毛穴やシワが気になる顔の中心のみほんの少し(1割程度の感覚で)ファンデーションでカバーするのが、大人の肌づくりの正解です。

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