-
離れて暮らす親との付き合い方「実家のデジタル化」リモートでコミュニケーションをとる方法
コロナ禍で、離れて住む親になかなか会えない人も多いはず。リモートでのコミュニケーションや見守りの必要性が高まってきた今こそ、実家のデジタル環境を整えて、快適で安全に、家族の絆を深めたい。
母と娘の“ちょうどいい関係”とは?【真藤眞榮さん&舞衣子さん親子インタビュー前編】

母・真藤眞榮さん(73歳)

娘・真藤舞衣子さん(47歳・料理家)
自分で決めて自分で責任をとるのが、わが家のルール
料理を作ることも食べることも大好きな祖母と母、そして娘。食いしんぼう一家に育ち、現在は発酵食に詳しい料理家として活躍する真藤舞衣子さん。幼いころから女3人で台所に立っていた彼女が、料理の道を志すようになったのはごく自然な流れだった。
「娘が小学校に上がる前から、3人でデパ地下に食材や調味料を買いによく出かけました。幼くても、まいまい(舞衣子さん)の味覚が一番確かで、試食役はいつもこの子でしたね」(母・眞榮さん)
「3人で魚河岸に買い出しに行って、お魚を丸ごと一尾さばいたり。贅沢ではないけれど、安全な食材を使った確かな味が並ぶ、豊かな食卓だったと思います。あの食卓が、料理家としての土台をつくってくれました」(舞衣子さん)
そんな舞衣子さんが中学生になったある日、料理家への道を決定づけた事件?が起こる。
「原因はまったく覚えてないけど、母とケンカをしまして。『もうお弁当は作らない』というので、私も意地になって『自分で作るからいい』って。母は一度口にしたことは曲げない人なので、結局、卒業までお弁当を作り続けました。メニューを考えたり、残り物をアレンジしたり。あの経験が今につながってますね」(舞衣子さん)
「作るだけじゃなく、お弁当箱を洗ってほしかったわ(笑)。私は料理は好きだけど、目分量だから人に教えるのはとても無理。彼女が好きなことを仕事にできてよかったと思います」(眞榮さん)

「娘を母という存在から解放してあげたいと思ったんです」眞榮さん
まっすぐな気性で思ったことを堂々と口にする眞榮さんと、そんな母のペースに押されながらも、最後は自分の意見をしっかりと伝える舞衣子さん。お互いに「母とは(娘とは)似ていない」というけれど、根っこの部分はそっくり。芯があって、決めたことは曲げない強さを備えている。
「確かにまいまいは、自分がこうと思ったことは絶対に変えないわね。だからあなたが決めたことには何もいいません。留学するっていわれたときも、離婚して家に帰ってくるときも、『はい、わかりました』で終わり(笑)」(眞榮さん)
「カフェでおしるこを食べながら『離婚して家に戻るから』といったら、『あらそう』のひと言(笑)。でも、ママも同じでしょう。おばあちゃまが亡くなって、これからどう暮らしていこうかというときに、『前から気になっていた高齢者向けのマンションに移ることに決めたわよ』って。決めるのは自分、そのかわり最後まで自己責任で、というのがわが家のルールなんです」(舞衣子さん)
’19年、3年間の自宅介護ののち、眞榮さんの母があの世に旅立った。自宅を処分することを決めたとき、眞榮さんは70歳。高齢者向け施設に入るにはやや早い年齢といえるし、眞榮さんには住み慣れた家を離れることへのためらいはなかったのだろうか。
「私の母は娘が大好きで、自分の友だちより娘の友だちと遊ぶのが楽しいという人。私はそれでよかったけど、まいまいのことは親という存在から解放してあげたかったんです。だから家を手放すことに迷いは全然なかった。この人は反対だったらしいけど」(眞榮さん)
「だって、ママは共同生活なんてしたことがないでしょう。すぐに人が集まってくるから、派閥でもつくって嫌われたらどうしようって(笑)」(舞衣子さん)
「派閥じゃなくて、親友はつくりましたけどね。彼女の趣味は歌舞伎・文楽・落語で、私とまったく同じ。まさか、70歳を過ぎてこんなに気の合う友人ができるなんて、うれしい驚きです」(眞榮さん)
【真藤舞衣子さん最新刊】

発酵食へのこだわりがつまった最新刊『発酵美人になりませう。』。母や祖母との食にまつわるエピソードも満載。宝島社 ¥1,540
-
いつか必ず老いる”親”知っておきたい「実家の片付け」
今は元気な両親にも必ず老いるときはやってくる。久しぶりに訪れた実家の散らかり具合に両親の衰えを感じて、「そろそろ、私が片づけを手伝わないと」と感じたことはないだろうか。ところが、いざそのときになると両親とケンカになって、片づけが進まないという話をよく聞く。そんなときは、実家の片づけを成功に導くための“新真実”に注目!
-
どう受け止める?いつか必ずくる”親との別れ”人それぞれの別れ方
アラフィー世代にとって、「親の死」は決して遠いものではない。"その時"を、冷静に、穏やかな気持ちで迎えられるかと聞かれると、答えに窮する人も多いのでは?避けることができない親との別れ、それをどう受け止めればいいのか。親を見送った人の体験談や看取りの専門家のアドバイスをもとに、一緒に考えてみませんか。
-
両親への感謝は〇〇で伝えるのがJマダム流!
実両親や義両親への感謝を伝えることを忘れないJマダムたち。いったいどんな方法で? 一年にいくらくらい費やしている? 実親にも義親にも平等なの? 人には言えない親孝行の本音を徹底リサーチ!
-
【母の日ギフト2021】エクラプレミアムバイヤーおすすめのジャストプライスアイテム集めました!
今年の母の日は5月9日。いまは直接会うことは難しいけれど、素敵なプレゼントを贈って感謝の気持ちを伝えましょう。貰ってうれしい"ちょうどいい"アイテムをご紹介いたします。
-
“姑ストレス”は昔の話?50代の「嫁・姑事情」まとめ
最近、「嫁姑問題」を扱ったドラマや小説が話題になることは、めっきり減った。それに悩む人はいなくなったのだろうか。けれど、友人の中に嫁姑問題で長年悩んでいる人もいれば、姑が原因で離婚を踏み切ったという話も耳にする。いったい今、嫁と姑の関係はどうなっているのだろう?アンケートと専門家への取材で見えてきた“現代の嫁姑関係”とは?
-
【母の日ギフトに、自分のご褒美に④】「ピエール・エルメ・パリ」より届いた、母の日のための特別スイーツ
甘いもの好きの方なら「ピエール・エルメ・パリ」の洗練スイーツをギフトにするのはいかが?
What's New
-
【お付き合いマナーの基本・贈り物編】「内のし」と「外のし」の違いは?知っておきたい「贈り物のマナー」
贈答の目的は、自分の気持ちを品物に託して届けること。茶人・千 宗屋さんに贈り物の日常マナーを伺った。贈る側も贈られる側も、ギフトを媒介にして、心を通わせあおう。
50代のお悩み
2025年5月19日
-
【お付き合いマナーの基本・食事&会食編】ビジネス会食や立食パーティでやってはいけない行動とは?
接待やビジネスでの会食の際は、大人として恥ずかしくない振る舞いを心がけたい。そこで今回は、知っておきたい食事や会食のときの基本的なマナーをライフスタイリスト北條久美子さんに伺った。
50代のお悩み
2025年5月18日
-
【お付き合いマナーの基本・食事&会食編】おもてなし、食事の席での正しいふるまい方は?
食事のシーンで大事にしたいのは、同席者と心地よい時間を過ごすこと。周囲に目をくばり、臨機応変なふるまいで、交流を深めて。
50代のお悩み
2025年5月17日
-
【お付き合いマナーの基本・訪問編】座る位置はどうしたらいい?身につけたいビジネスマナー
相手に不快感を与えないためにも、大人として最低限身につけておきたいマナー。ビジネスシーンにおける必須マナーから、相手の会社を訪問する際に気をつけたいことをライフスタイリストの北條久美子さんに教えてもらった。
50代のお悩み
2025年5月16日
-
【お付き合いマナーの基本・訪問編】プライベートでの訪問、約束の何分前に着けばいい?玄関でのNG行動は?
基本的なマナーの知識と心遣いを身につけておけば、相手や場面が変わっても応用できるはず。日常での必須マナーをシーン別にご紹介。まずは、公私ともに機会の多い「訪問編」から。
50代のお悩み
2025年5月15日
-
-
-
-
サックスブルーシャツ×グレースカートで涼感をまとったオフィスコーデに仕上げる。気温26℃|5/19(月)【50代の毎日コーデ】
日差しが強くなってきたのを感じる晴れの日は、爽やかなサックスブルーのシャツをチョイス。ライトグレーのフレアスカートとのコーディネートで女性らしい柔和な雰囲気を醸し出せば、オフィスシーンに必要なきちんと感と同時に親近感も手に入る。
-
エクラ公式通販の人気アイテムランキング
もう迷わない!50代が買うべき旬の服
-
オンもオフも、涼やかに美しく決まる!
「アクアスキュータム」から大人におすすめのサマー・ルックを厳選
-
上品カジュアルが叶うデニムスタイル
ほどよくカジュアルで上品にあかぬける大人のデニムコーデ
-
一度は泊まりたい!高級ホテル・旅館
日常を忘れて至福のときが過ごせる極上の旅へ
-
50代におすすめのトレンドアイテム
人気ファッションアイテムを厳選してご紹介
-
読者モデル 華組のユニクロ・GUコーデ
真似したい!50代ファッションブロガーの着こなし集
-
読者モデル 華組のZARAコーデ
50代はどう着こなす?ファッションブロガーコーデ集
-
夏を美しく彩る3タイプのワンピースが完成
体型悩みに寄り添い、快適で、気分も上がる。理想のワンピース
-
大人のためのヘアスタイル・髪型カタログ
髪のお悩み解決!若々しく見えるヘアスタイル
-
【50代におすすめのヘアスタイル・髪型カタログ】手入れが楽でおばさんぽくならない!ショート・ボブ・ミディアム・ロング別
白髪や髪のうねり、薄毛、パサつきなど40代、50代の気になる髪悩みを解消するおすすめヘアスタイルを提案。ショート、ボブ、ミディアム、ロング別ヘアスタイルから知っておきたい最新ヘアケア事情まで、おばさんぽ…
-
【おしゃれな50代「ユニクロ・GU」コーデ】インナーやシャツなど季節の変わり目に便利なアイテムも豊富!
あらゆるシーンで活躍するアイテムが豊富に取り揃えられているユニクロ・GU。今回はそんな「ユニクロ」アイテムを使った、おしゃれな40代・50代のコーデをチェック!少しずつ薄手のアイテムも取り入れながら夏コー…
-
パンプスよりスニーカーが今っぽくて断然おしゃれ!50代の「おでかけスニーカー」スタイル11選
スニーカーはカジュアルだけでなく、きれいめコーデにも合わせやすくこなれた印象のおしゃれに仕上がる。大人のカジュアルスタイルが今っぽい洗練された雰囲気に。
-
おばさんに見えない前髪は?50代におすすめの「前髪あり・なし」ヘアスタイル・髪型カタログ【ショート・ボブ・ミディアム・ロングヘア別】
前髪の作り方次第で若見えが叶う50代からのヘアスタイルをご紹介。生え際の白髪やおでこのシワ、ボリューム不足など気になるお悩みを解消して、今っぽさやおしゃれ感も手に入る大人の前髪スタイルをチェック!前髪…
-
【憧れの国内高級ホテル・旅館】一度は泊まりたい!北海道から沖縄まで大人が満足する極上ステイ
50代女性が一度は泊まってみたい、と思う全国の高級旅館・高級ホテル・憧れのリゾートホテルを厳選してお届け。温泉やグルメやエステ、絶景など魅力満載の贅沢な国内旅行が楽しめる。夫婦や気心の知れた女友だち、…