ずっと同じ眉から卒業!2022年、“時が動きだす眉”の描き方を千吉良恵子さんがレクチャー

眉メイクの達人・千吉良恵子さんが最旬の大人眉の描き方をレクチャー! 時が動きだす眉の条件、トレンドのまろやかなラウンドフォルム、多幸感のある太さと明るさ、そして勢いを感じるハリと毛流れ。この3つを踏まえた眉の描き方を詳細に解説!
ヘア&メイク 千吉良恵子さん

ヘア&メイク 千吉良恵子さん

卓越したメイクテクで悩みを巧みにカバーしながら、清潔感のある美しさを引き出す。メイクで印象を変える際は、眉の描き方でコントロールするという眉づくりの匠(たくみ)でも。
眉ガイド MAP

「眉は、顔の中で唯一「自分で形を決めなければいけないパーツ」なので正直むずかしいんですよね。だから、まろやかなラウンドフォルムにするためのガイドラインを最初につくるのが大事。眉の下側にラインを描き、それを基準にパウダーでやや太めに肉づけしつつ、眉山をはっきりつくらないのがポイント。そして多幸感の秘訣は、明るめの眉パウダーや眉マスカラを選ぶこと。赤みやオレンジ系カラーがおしゃれ感もあるのでおすすめ。ハリを与えながら毛流れを整えてくれる眉マスカラも必需品です。」(千吉良恵子さん)

眉下にゆるやかな曲線のガイドラインを描く

《1》眉下にゆるやかな曲線のガイドラインを描く
眉頭はあけ、眉下に❶のペンシルでラインを描く。目頭上から黒目の内側まで(①)は直線、眉山の下(②)はゆるやかにラウンド、眉じり(③)は少し下げる。

フレームからはみ出た眉毛は、ハサミでカット

フレームからはみ出た眉毛は、ハサミでカット
右の写真のように眉下にガイドラインを。そこからはみ出ている毛は毛抜きやハサミで処理。ハサミの刃のカーブを眉下のガイドラインに沿わせながらカットすると、余分な毛のみを処理しやすい。

眉上に向かってパウダーをのせ、太さを出す

《2》眉上に向かってパウダーをのせ、太さを出す
❷のパウダーを❸のブラシにとり、下のガイドラインと平行を保ちながら上に向かってなじませていく。眉が細い人は眉の上側の輪郭を足し、多い人は描かない。

ゆるやかな丸みのある眉山カーブを描く

《3》ゆるやかな丸みのある眉山カーブを描く
眉山はなだらかにするため、少し手前からラウンドさせながら描く。眉山から眉じりにかけて毛が少ない部分は、ブラシでぽんぽんとスタンプをするように置き塗りを。

眉頭部分は鼻すじのほうへぼかしながら

《4》眉頭部分は鼻すじのほうへぼかしながら
ブラシにパウダーは取り足さず、ほぼ何もついてない状態のままで眉頭を。目頭上のパウダーをぼかし広げるように、鼻すじの延長線上に沿ってブラシを動かして。

眉マスカラを眉じりからのせ、ハリを出していく

《5》眉マスカラを眉じりからのせ、ハリを出していく
❹の眉マスカラを、毛流れに逆らうように眉じり側から眉頭へ塗る。眉山下あたりは毛が密集し色が濃く見えるので、重ね塗りをして全体の色を均一にして。

眉マスカラをより美しく塗るコツ

眉マスカラをより美しく塗るコツ
眉マスカラがぼてっとムラづきしないように、必ずティッシュで軽く液をオフしてから。また、眉じり側からのせたら、最後は毛並みを整えるように、眉頭から毛の流れに沿ってとかすように塗る。

眉の輪郭をぼかして顔になじむ自然な眉に

《6》眉の輪郭をぼかして顔になじむ自然な眉に
“眉を描きました”感を出さないために、眉のフレームのみをスクリューブラシで軽くとかすように、ぼかしていく。眉頭の下部分は、ぼかさなくてOK。

使ったのはコレ!

1.眉ペンシル

1.眉ペンシル
なめらかな描き心地とクリアな発色を両立。
アドバンスドアイデンティティ アイブラウペンシル 04 ¥3,850(セット価格)/THREE

2.眉パウダー

2.眉パウダー
左から2と3番目をミックス。赤茶系眉に。
アイブロースタイリング 3D 60 ¥1,980・ケース¥770(ともに編集部調べ)/マキアージュ

3.眉ブラシ

3.眉ブラシ
斜めカットの太めブラシで、シャープにも自然にも思いどおりの眉に。
アイブロウブラシ ¥3,850/アディクション ビューティ

4.眉マスカラ

4.眉マスカラ
一本一本きれいに塗れ、まるで染めたような立体眉に仕上がる。
ファシオ アイブロウ マスカラ 02 ¥935(編集部調べ)/コーセー

5.スクリューブラシ

5.スクリューブラシ
眉毛へのからみがよく、小回りが効くサイズ。毛流れを整えたり、輪郭をぼかしたり大活躍。
スクリューブラシ¥1,540/THREE

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