青森旅行を満喫するなら絶対外せないおすすめの観光スポット&グルメ情報【ウェブエクラ編集長オサニャイの「これ、いただくわ」#39】

旅先選びは、宿はもちろんだけど、その周辺の観光スポットや、グルメ情報などの「立ち寄り先の情報」も大事!八戸、奥入瀬付近で50代が行くべき観光スポット情報と、絶対食べてほしいおすすめの食べ物情報をお届けします!奥入瀬渓流の景色を楽しんだら、あとはアート&グルメも満喫しちゃいましょう!
ウェブエクラ前編集長 オサニャイ

ウェブエクラ前編集長 オサニャイ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」ブランド統括。北海道出身。蟹座、B型。愛するもの/ワイン、日本酒、エスニック料理全般、肉、鮨、北海道産の食材、映画、海外ドラマ、本、マンガ、旅行、フィギュア観戦、美容。ネコチャン。
詩人・彫刻家の高村光太郎の「乙女の像」
青森県の「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」に滞在し、八戸から東京へ、東北新幹線で帰るという旅程だった、旅の途中で、立ち寄りスポットとしておすすめしたいところをいくつかご紹介。
まずは、ご存じ「十和田湖」。2度の火山の噴火によってできたカルデラ湖です。こんな時期だからか、修学旅行生の姿もなく、静かな場所でした。十和田湖といえば、こちらの「乙女の像」。詩人・彫刻家の高村光太郎の作品です。
2体の隙間が無限を表現している、などの解釈もありますし、モデルは誰なんだろう?みたいなことも言われています。オサニャイは仕事柄、どうしても、この二人の会話を想像してしまいますね。いわゆる「写真でひとこと!」です。
(通りすがりに)「あ、奥さん、駅前のスーパー、今、セールやってるわよ」「え?ナイス情報!ありがとう!」みたいな。仲良しの女性ふたり、そんな会話が聞こえそうな気がして。裸体だけど。
十和田市現代美術館 外観 フラワー・ホース
フラワー・ホース/チェ・ジョンファ
車で移動するなら、十和田市にも絶対行ってください。素通りしちゃダメです。ここのおすすめスポットは「十和田市現代美術館」。オサニャイ、旅に美術館ははずせません。とくに地方によっては現代美術に力を入れていて、おもしろいものが見られたり、体験できることが多いのです。(金沢とか、直島とかもね!)。

こちらの十和田市現代美術館は、官庁街の大きな道に面した美術館。まず中庭にはウェルカムブーケでもある「フラワー・ホース」が。
十和田市現代美術館 夜露死苦ガール2012
夜露死苦ガール2012/奈良美智
外壁には、ひとめで「あの人の作品だね!」とわかる女の子。奈良美智さんは青森県生まれなのだそう。ひさしぶりに見たな、漢字の「夜露死苦」。
十和田市現代美術館 アッタ
アッタ/椿昇
かなり大きな虫型ロボットのような作品。ハキリアリ(Atta cephalotes)がモチーフだそうです。パンフレットによると「地球上の資源を奪い続け、大量消費を止めない人間に警告を与えているようでもあります」とのこと。なるほど。今の私たち、反省するところがありますね。
オサニャイは、赤くて大きなロボット的なもの……ということで「シャア専用かな?」と思ってしまいます。ごめんなさい!
十和田市現代美術館 エントランス ゾボップ
ゾボップ/ジム・ランビー
これは私ではなく、床面をご覧ください。エントランスの床面がすでにアートです。これからどんな作品が展示されているのかな?と、ワクワク感を盛り上げてくれるカラフルなパターン。
十和田市現代美術館 スタンディング・ウーマン
スタンディング・ウーマン/ロン・ミュエク
約4mの、ちょっと怖い感じの作品。髪の毛、シワなど、かなりディテールもしっかり。角度によって、優しそうにも怖そうにも見える作品ですが、なにが怖いってリアリティのある「たるみ」ですよ。やはり今のうちから毎日のケアが大事だな、とか考えてしまいました。
十和田市現代美術館 オノ・ヨーコ
念願の木 三途の川 平和の鐘/オノ・ヨーコ
ここまで「現代アートの作家って、あまり知らないし、よくわからないけど、まあ、理解するより、感じればいいよね!」と見てきました。
そして、オサニャイも知ってる有名なアーティストの作品が!オノ・ヨーコの作品です!中庭に配置された玉石による「三途の川」、釣り鐘を用いた「平和の鐘」、そして願い事の短冊をかける「念願の木」。
えーと。「一番名前を知っている人だけど、正直、一番よくわからない」です。日本人としては、なじみがありすぎるモチーフだからか「アート」っぽく感じにくいのかも。ごめんなさい!でもアートって、作るほうも見るほうも、自由だから!
十和田市現代美術館
フライングマン・アンド・ハンター/森北 伸
そんなオノ・ヨーコの作品を通った先の空間、建物と建物の間に2体。「きゃー!」「待てぇ~!」。素朴な彫刻のユニークな表情に、なんだか癒されるわ~。
十和田市現代美術館 無題/デッド・スノー・ワールド・システム
無題/デッド・スノー・ワールド・システム  /ボッレ・セートレ
お!私の大好きなアニマルもの。近未来的な空間のなか、床にはミラーボール。ピコピコと電子音が流れ、モニターには光線のようなものが映っています。宇宙船のに迷い込んだよう。そしてなぜかそこに、ヤギみたいな幻獣が横たわっています。
なんだかいろいろ、不条理で、こういうの、好きだわ!1970年代くらいのSFテレビドラマに出てきそうじゃない?
アートに話しかけるオサニャイ
「あら~。どしたの~?」とアートの一部である動物に話しかけるオサニャイ。旅行中、東京で、シッターさんにお世話してもらいながら留守番してるネコチャンを思い出していました。
十和田市現代美術館 PixCell-Deer#52
PixCell-Deer#52/名和 晃平
アニマルもの、これもきれいだったのでご紹介。鹿の剥製を透明な球体が隙間なく覆っています。なんだか不思議。
十和田市現代美術館 無題
無題/マイケル・リン
ほかにも素敵な作品がいろいろありましたが、今回はこの辺で。
休憩に入ったカフェ&ギフトショップも、ひとつの作品です。
十和田市現代美術館 カフェ&ショップ
屋上や階段にも作品があり、とても楽しかったですが、ちょっと疲れたので休憩。八戸の地サイダー「三島シトロン」で喉を潤しました!甘くないけど、しっかりとサイダーフレーバー!
ヒメマス定食
飲食の話がでたので、ここからはグルメ情報に。十和田湖周辺のグルメといえば名産「ヒメマス」です。
奥入瀬渓流ホテルのすぐ隣、「奥入瀬ガーデン 渓流の駅おいらせ」で、塩焼き定食をいただきました。身がたっぷり、ふっくらしている魚で、上品な(?)塩焼きでした!
八食センター内の回転寿司
そして、八戸に行った、絶対行くべきは「八食センター」です!青森県八戸市の市場で、新鮮な魚介類(宅配便も手配できるよ)、青森のお酒、おつまみなど大充実!そして市場の中にある回転寿司店「八食市場寿司」には必ず行ってください!新鮮なネタの美味しいお寿司、お腹いっぱいたべてきました!
観光客や地元の買い物客で混んでいるので、20分ほど待ちましたが、お客さんの回転もいいので大丈夫。
南部せんべい
最後にお土産です。青森は食の宝庫なので、本当にいろいろあるけれど、名物である「南部せんべい」はオサニャイのフェイバリットです。丸い型のほうではなく、四角い型で焼いたものは、自宅でこんなふうに、バターを塗っていただきます。たっぷりのゴマの香ばしさとバターの相性がいいので、とまらなくなります!危険な食べ物です!でもちょっとまろやかな口あたりの白ワインと合うので、ぜひお試しあれ!


いかがでしたか? 奥入瀬や八戸の立ち寄りスポットと、グルメ情報。
夏休みに奥入瀬方面に行く方や、いつか行ってみたい方のご参考になれば幸いです!

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