円安になると輸出企業はどうなる?経済にまつわる“基本のキ”を解説!

さまざまなモノやサービスの値段が上がり、先行き不透明感がどんどん増している中、私たちの老後資金はどうなってしまう?今こそ知っておくべき経済の「基本のキ」をクイズ形式で解説。

Q1.円安になると、輸出企業にとってどうなる?

⇒A.追い風になる

円安になると輸出企業には追い風に、輸入企業には逆風に。詳しくは「こちら」で解説。

Q2.この30年、日本経済はどんな状況だった?

⇒A.デフレ

日本経済はこの30年デフレが続き、モノやサービスの価格が上がっていない状況だった。詳しくは「こちら」で解説。

Q3.2050年、日本のGDPは世界で何位に?

⇒トップ10カ国以上

現在日本はTOP3の経済大国だが、2050年にはインドやインドネシア、ブラジル、メキシコに抜かれ、順位が大きく下がってしまう見込み……。

2050年世界のGDPランキング

2050年世界のGDPランキング

現在はアメリカ、中国、日本がGDPのトップ3だが、2050年には順位が変わり、日本は7位という予測。世界の経済勢力図に変化が!

※注 GDPは購買力平価ベース、2014年ベース。PwC「2050年の世界 世界の経済力のシフトは続くのか?」より。

※出典/森永康平『誰も教えてくれないお金と経済のしくみ』(あさ出版)

老後資金

「円安」と「インフレ」がわかったら、“スタグフレーション”も覚えておこう

最近耳にする“スタグフレーション”という言葉。私たちの暮らしにも影響があるかも!? 「“スタグフレーション”とは、景気が後退しているのに、インフレが同時進行すること。一般的には、景気が後退すれば需要が下がり、モノの値段は下がるはずですが、原油価格や金属価格などが上昇すると、原材料費全般が上がって、不況↗なのに物価が上昇してしまい“非常に悪いインフレ”になります」。まさに現在日本では、賃金が上がらないのに、物価が上がっている状況。

「日本だけでなく、アメリカやイギリスなど、世界のさまざまな国でスタグフレーションになっていくのではと懸念されています。世界的な問題になる可能性もあります」。

教えてくれた人
金融教育家・経済アナリスト 森永康平さん

金融教育家・経済アナリスト 森永康平さん

金融教育ベンチャーの株式会社マネネCEO。証券会社等を経て、現職。複数のベンチャー企業のCFOや監査役も兼任。著書に『誰も教えてくれないお金と経済のしくみ』(あさ出版)や父・森永卓郎氏との共著『親子ゼニ問答』(KADOKAWA)等。
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