大好き!でも、ときにちょっとうっとうしい?母との関係性は良好ですか?

いつも一番の味方かと思えば、厳しい注文をしてきたり。eclat9月号では、50代の母娘関係の実態と、その理由に迫ります。

なぜエクラ世代と母との関係は良好なの?

エクラ世代(50代)の母娘関係はおおむねとても良好。その背景には、母が生きた時代そのものがあるという!
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外でバリバリ働く夫にかわり、核家族の中で子育てに責任を負わされた結婚生活。同性の娘に自分の果たせなかった夢を託してくれたのだ

戦後教育を受けた母世代 娘が社会で輝くのを応援!

 母とショッピングをしたり、毎月ランチをしたり。気楽に会えない距離に住んでいたとしても、マメに電話やLINEで話したり。エクラ世代の娘と母は、なかなか良好な関係。それには理由があると、臨床心理士の信田さよ子さんはいう。
「アラフィー世代の母親というと、だいたい75歳くらいでしょうか。つまり、第二次世界大戦が終わってから小学校にあがった。男女同権や女性の自立をうたう戦後教育を最初に受けた女の子たちなのです。だから“女性も勉強が大切”“がんばれば社会で活躍できる”と考えており、娘の進学や就職に理解がある人が多い。エクラ世代側も、さまざまな局面で母親に応援してもらったという人が多いのでは」(信田さん)
 確かに、エクラ読者たちからは、「母はいつも私の味方」(Mさん)や「母に恩返ししたい」(Kさん)といった声がとても多い。

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