スペイン人シェフが率いるモダンカタルーニャ料理店『MASIA』

スペイン人シェフが厨房を率いるモダンカタルーニャ料理店『MASIA』が東京・銀座にオープン。山海の地域の食材、そしてスペイン産ワインも楽しめるのが魅力。

『MASIA』

東京のスペイン料理シーンに新星がお目見えした。スペイン国内随一の美食の地として知られるカタルーニャ地方の料理を、現代的な技法で発信する『MASIA』だ。厨房を率いるのは、同地出身のマテウ・ビジャレットシェフ。地域の食材や伝統食文化にも精通し、欧州各国、シンガポールのガストロノミーレストランで腕を磨いて、日本にたどり着いた若き国際派だ。地中海とピレネー山脈に囲まれたカタルーニャ地方の料理は、山海の素材の取り合わせに特徴がある。例えば鹿児島県産シャポンと桜エビのひと皿のように。ソースの凝縮感、塩味や油脂分と香りや酸味のバランスが緻密なひと皿は、軽快な食べ心地でかつ深みがあり、かの地の情景が浮かぶよう。泡からシェリー、食後酒まですべてスペイン産で、スペインワインの今に触れられるリストもすばらしい。

ワイン

経験豊かな長谷川憲輔さんがソムリエを務め、ワインの提案も自在

料理1

エブロ川の河口付近のうなぎ料理。スモークパプリカやガーリックのアリ ぺブレ(ソース)を添えて。料理はすべて¥12,100のコースから

料理2

仔羊のロースト。繊細な肉のうま味をさわやかなモホ ヴェルデが引き立てる

料理3

テーブルで完成する料理も

料理4

鹿児島県産シャポンと桜エビを使った米料理。「マーリ・モンターニャ(Mar y Montaña、スペイン語で"海と山")」のコンセプトを体現

料理5

カウンター中心、個室もある

シェフプロフィール写真

マテウシェフ。大阪『HAJIME』でも研鑽を積んだ

東京都中央区銀座2の4の6銀座ベルビア館8F
☎03・6263・0971
12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
定休日 火・水曜 ランチコース¥5,500~、ディナーコース¥12,100~(サ別)

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