「今さらこんなことを聞いても…」と素朴な疑問をはじめ、みんなが気になるあれこれを、お金の専門家の大江加代さんがわかりやすくレクチャー。
教えてくれたのは…
Q.新NISAで商品を買ったら、ほったらかしでいいの?
A.完全なほったらかしはNG。年1回は、金額の確認を。
よく“ほったらかし投資”という言葉を聞くけれど、何もしなくていいの?
「投資信託の積み立てを毎月設定した場合、毎月自動的に購入されますが、ずっとほったらかしは避けましょう。年1回、いくらになっているかの確認を。増減があれば、その理由を考えてみると勉強になるはず」。
定期的に確認すると、投資額の見直しにもつながる。
「いつのまにか投資額が増えすぎている場合もあるので『この金額が、3割ほど減っても自分は耐えられるか』を確認しましょう。耐えられなさそうであれば、投資額を減らすか売却するなどで調節していくことが大切です」。
Q.投資したら、商品はいつ売ればいいの?
A.基本的には現金が必要になったときです。
買うことはできても、売る時のタイミングがわからない人も多いはず。
「実は、買い時よりも売り時がむずかしいですね。基本的には“現金が必要になったとき”に売却して現金化するのがいいでしょう。私自身もそうしています。
でも、売り時を逃して、せっかく増えたのに減ってしまって残念に思うこともあるので、例えば“3割増えたら売る”というようなマイルールを事前に決めておくのもいいですね。
また、人生において、お金を増やすことだけでなく、お金を使うことも大切ですから、健康なうちに楽しく使っていただくこともおすすめしたいです」。
Q.株を買ってみたいけれど初心者でも大丈夫ですか?
A.“知の格闘技”ともいわれる株式投資は50代以上の人にこそおすすめ。
新NISAでは、投資信託の積み立てをするケースが多いが、初心者でも興味があるなら株式投資に挑戦してみてほしいと大江さん。
「私は50代以上の人こそ向いていると思います。株式投資は“知の格闘技”といわれるほど、頭を使います。これまで得た社会経験を生かして、応援したい会社を選んでみてはいかがでしょうか。
私も利益だけを考えるのではなく、社会の課題を解決するようなすばらしいサービスを生み出す企業を探して投資しています。みんなに喜ばれるサービスなら売り上げが上がり、会社が成長する、よいサイクルの一員になれていいですよね」。
Q.投資について相談したいときに、誰に相談したらいいですか?
A.金融商品の販売をしていないファイナンシャルプランナーの有料相談を。
投資について初歩的なことから聞きたいときの相談相手は?
「ライフプランや投資可能金額、3割減っても耐えられる金額は人によって異なるので、自分のケースで考えることが大切。金融機関の窓口でも相談できますが、何を質問したらよいかわからない状態ならば、金融商品を販売していないファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめ。日本FP協会などのHPで探せます。
各金融機関の特徴を聞けたり、口座開設についても相談しやすいと思います。SNSなどでは『この投資先が儲かる』などという話があふれていますが、鵜(う)のみにしないように」。
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