【春のピッツァ&フォカッチャ】清涼感ある「レモンと蜂蜜とタイムのピッツァ」レシピ

有元葉子さんが日本の風土に合わせて作りやすく考えたレシピは、シンプルでありながら美味。今回は、爽やかな陽気にピッタリのレモンと蜂蜜、そこに清涼感のあるハーブをプラスしたピッツァをご紹介。
教えてくれたのは
有元葉子

有元葉子

ありもと ようこ●料理研究家。50代でイタリア中部にも家(もとは修道院の一部だった14世紀の建物!)を構えて、憧れの“海外ひとり暮らし”を実践。『ひとりを愉しむ 食事』(文化出版局)などの著書で、さまざまなピッツァの楽しみ方を紹介している。

レモンと蜂蜜とタイムのピッツァ

春のイタリアの野の恵みを思わせる

蜂蜜レモンの甘酸っぱさ。そこへタイムの砂糖がけのエキゾチックな芳香をプラス

レモンと蜂蜜と タイムのピッツァ

材料(直径約18cm 2枚分)
生地…作り方はこちらを参照)

ハチミツ…適量

レモン…1個

粗塩(フルール・ド・セル)…適量

オリーブオイル…適量

強力粉…手粉、打ち粉として用意する

〈タイムの砂糖がけ〉

タイム(フレッシュ)…好きなだけ

グラニュー糖…1カップ+適量

水…1カップ

作り方

1.タイムの砂糖がけを作る。小鍋にグラニュー糖1カップと水1カップを入れて火にかけ、とろんとしてくるまで煮て火からおろし、シロップを作る。

2.適量のグラニュー糖を平らな容器に広げておく。シロップの粗熱がとれたらタイムをひたし、すぐにグラニュー糖を全体にまぶしつけて、そのまま乾かす。

3.冷蔵庫から生地を取り出して、フタをしたまましばらく室温におく。


4.オーブンを上火下火ともに最高温度に予熱しておく。オーブンに入れられる直径18㎝の鉄のフライパンをよく熱してオイルをひく。

5.作業台に打ち粉をして生地をのせ、手粉を少なめにつけて生地を丸め、2分割する。打ち粉をした麵棒で生地をトントントンと軽く押さえてのばし、麵棒や手で中心から外へ向かって薄く丸くのばす。指先でたたいて、生地に凹みをつける。


6.4のフライパンに5の生地を移し、周囲の生地を少し立ち上げて、真ん中を薄くする。ハチミツをたっぷりかけて、上からレモンの皮をすりおろす。

7.6のフライパンを最初によく熱したオーブンの下段に入れ、3分ほど焼いてまわりが膨らみ下に焼き色がついたら上段に移し、上面に焼き色をつける。残りの1枚も同様に焼く。

8.器に盛り、タイムの砂糖がけをのせる。

レモンと蜂蜜と タイムのピッツァ
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