【ロンドン・おしゃれマダムの心地良い家】柔らかな印象のリビング&故郷のギリシャへの愛をこめた寝室。マリア・レモス宅<後編>

ロンドンで訪ねたのは、ファッションブランドのショールームとコンセプトストアを手がけるマリア・レモス宅。ロンドン北部、カムデンタウンにある庭つきの一軒家。夫と愛犬、そして3人の子供たちとのスイートホーム。3階までの各フロアは、それぞれのテーマを設けている。今回は、リビングと寝室を拝見。
Maria Lemos(マリア・レモス)

Maria Lemos(マリア・レモス)

「レインボウウェーブ」「ムキムー」ファウンダー。ギリシャ出身。パリでは初期のジョン・ガリアーノ、ロンドンではクレメンツ・リベイロでセールス・ディレクターを務め、’02年にマルチ・ブランドのショールーム「レインボウウェーブ」を設立。’13年にはファッションとライフスタイルのコンセプトストア「ムキムー」をロンドンに、ついでアテネにもオープン。

逸話のある作品にあふれた親密なリビング、故郷への愛をこめた寝室

ベージュを基調とした、柔らか な印象の上階のリビングルーム。 ラグはスウェーデンのヴィンテ ージ、右の肘かけ椅子は子供用。 ソファは昔ながらの製法にこだ わる職人に特注した。座席部分 はスポンジではなくホースヘア なので、ちょうどいい硬さで型 くずれすることはない

ベージュを基調とした、柔らかな印象の上階のリビングルーム。ラグはスウェーデンのヴィンテージ、右の肘かけ椅子は子供用。ソファは昔ながらの製法にこだわる職人に特注した。座席部分はスポンジではなくホースヘアなので、ちょうどいい硬さで型くずれすることはない

窓から庭が眺められる、バスルーム。タイルの置き方ではシンプルな縦長使いとヘリンボ ーンをミックスして遊んだ。右に見えるまるで珊瑚のような形の海綿は、なんと自然の産 物。ギリシャ・カリムノス島の特産

窓から庭が眺められる、バスルーム。タイルの置き方ではシンプルな縦長使いとヘリンボーンをミックスして遊んだ。右に見えるまるで珊瑚のような形の海綿は、なんと自然の産物。ギリシャ・カリムノス島の特産

階段の踊り場は、白とゴールドで。カーテンにしたのは、アンティーク・リ ネンで仕立てた韓国のポジャギ。韓国にルーツをもつデザイナー、ドーサ のクリスティーナ・キムを通じて知ったアイテムだ。ちなみにマリアは「ム キムー」でもドーサを取り扱っている。手すりにかけたのもドーサの作品

階段の踊り場は、白とゴールドで。カーテンにしたのは、アンティーク・リネンで仕立てた韓国のポジャギ。韓国にルーツをもつデザイナー、ドーサのクリスティーナ・キムを通じて知ったアイテムだ。ちなみにマリアは「ムキムー」でもドーサを取り扱っている。手すりにかけたのもドーサの作品

寝室はギリシャを思わせるブルーと白で統一。光沢があり光を反射する工業用のペイント を床に使ったことで、部屋が明るく見える。読書灯はヤコブセン

寝室はギリシャを思わせるブルーと白で統一。光沢があり光を反射する工業用のペイントを床に使ったことで、部屋が明るく見える。読書灯はヤコブセン

【ロンドン・おしゃれマダムの心地良い家】柔らかな印象のリビング&故郷のギリシャへの愛をこめた寝室。マリア・レモス宅<後編>_1_6

窓から、道に駐車したマリアの愛車、オフホワイトの2CVが見える窓ぎわ。セラミックで魚を描いたテーブルは、1950年代のロジェ・キャプロン作品。木の花瓶は1960年代のギリシャ、カテリナ・エヴァンジェリドゥー作。

【ロンドン・おしゃれマダムの心地良い家】柔らかな印象のリビング&故郷のギリシャへの愛をこめた寝室。マリア・レモス宅<後編>_1_7

サイドテーブルにしているのは、ドイツのブランドe15のスツール。黄色のランプはオニキスで、ミカエル・ナスタシアーデス作。表面に布の質感をつけたガラスの花瓶は、ヴォーゲル・スタジオのもの

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