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チームJマダム CHIKAOのブログ

Let's豪徳寺⁉︎ リニューアルした水色の洋館「旧尾崎テオドラ邸」へ♪

招き猫の街として外国人旅行者にも人気の豪徳寺。先日、有名漫画家らが再生したという水色の洋館を訪ねてみました。

豪徳寺といえば招き猫

豪徳寺の招き猫
小田急線沿線の豪徳寺駅は、井伊家の菩提寺で
招き猫で有名なお寺「豪徳寺」が人気です。
他にも世田谷八幡宮や
メディア紹介多数の人気飲食店＆パン屋さん
おしゃれな北欧カフェなどなど
魅力的なショップが点在する、
まち歩きが楽しい穴場エリアでもあります。

近年は、この招き猫を目当てに訪れる
外国人観光客が急増し、徐々にまちにも変化が。
地域住民と外国人観光客がいい具合に混じり合い
今や、年中賑わっています。

世田谷区最古の洋館「旧尾崎テオドラ邸」

旧尾崎テオドラ邸外観
私も好みの飲食店や和菓子店があり、
たまに遊びに行くのですが、
散歩の途中で、いつも気になっていたのが
この水色の洋館「旧尾崎テオドラ邸」でした。

この建物、実は築130年超！
老朽化が進み、2019年には取り壊しの危機にありました。

取り壊しの危機を救ったのは漫画家たち

旧尾崎テオドラ邸入口に立つ女性
「なくなってしまうのは寂しいな」と思っていたところ
漫画家の山下和美さん（『天才柳沢教授の生活』などの作者）が発起人となり
漫画家仲間や地域住民らが、保存活動を開始したと知り
我が家も、クラウドファンディングに参加させていただきました。

ところが、資材の高騰などを理由に
建物の改修には想定以上の費用がかかり、プロジェクトは頓挫しかけます。
それでも諦めなかった山下さんらの熱心な活動によって
2024年3月に、ついに完成。

いつも外から眺めていた洋館の中に入れる日を
心待ちにしていました。
旧尾崎テオドラ邸玄関前
「旧尾崎テオドラ邸」は、尾崎行雄の妻である尾崎テオドラ秀子さんのために
父である尾崎三良男爵が作った建物です。

その後、1933年にこの洋館を譲り受けた英文学者が、
執筆のために、現在の地に移設したそう。

このようなコロニアル様式を基盤とする英国風の洋館は
都内では非常に珍しく
豪徳寺の新名所として、注目されています。

いよいよ建物の中へ！

  • 旧尾崎テオドラ邸内観

  • 旧尾崎テオドラ邸玄関からショップ

予約の時間となり扉を開けると、
130年以上前の暮らしの雰囲気を今に残す
木を多用した温かみと清潔さが感じられます。
  • 2階への階段

  • レトロな英国アンティーク超のランプ

建物の雰囲気に合わせたライトも
英国アンティーク調で、部屋の雰囲気にぴったりです。

1階は喫茶室とショップ
２階にはギャラリーがあり
有名漫画家らの作品展や、様々なイベントが行われます。

喫茶室で英国風ティータイムを楽しむ

１階の喫茶室
まずは１階の喫茶室へ。

大きな窓と落ち着いた内装が印象的で
大人が静かに、お茶をゆっくり楽しむのに最適な空間です。
落ち着いた雰囲気の喫茶室
テーブルや椅子などにも、徹底したこだわりを感じました。

英国らしい重厚感がありながら
ゆっくりと時が流れる穏やかさが共存する
とても居心地の良いお部屋！！

こういう喫茶室って、他ではなかなかないかも！
オリジナルのカップ&ソーサー
夫はフレンチプレスで抽出された
「旧尾崎テオドラ邸オリジナルブレンドコーヒー」を。

この「猫とテオドラ」のコーヒーカップ＆ソーサーは
山下和美さんがデザインされたもの（かわいい！）で
ショップで購入もできます。

紅茶とケーキのセット
いつもはコーヒー党の私も
この日ばかりはオリジナルブレンドティーをチョイス。

英国伝統菓子の
紅茶葉入りヴィクトリアケーキとセットでいただきました。

しっとりとしたスポンジ生地に、季節のジャムを挟んだ
シンプルなケーキですが、イギリスでとても人気なお菓子なのだそう。

ヴィクトリア女王が愛したことからこの名前がついたと
スタッフさんが説明してくださいました。

アフタヌーンティーはこちらのお部屋で

アフタヌーンティーを提供する別室のお部屋
同館では、エクラ世代にも人気の高い
アフタヌーンティーもいただけます。

歴史ある洋館の喫茶室で味わうアフタヌーンティーは
特別感があって、とても素敵です〜。

利用には「アフタヌーンティー付きギャラリー入場券（5950円）の
事前予約が必要です。
喫茶・ショップのみの利用はできません。
喫茶やショップはキャッシュレス決済のみなど
注意点がいくつかあるので
詳細はHPをご確認くださいね。

２階のギャラリーへ

2階のギャラリーへ続く階段
いつも外から眺めるだけだった建物を
ゆっくり見学できるのがとても楽しみ。
２階のギャラリー
２階に上がると受付があり
この日は「水野英子展」が開催されていました（現在は終了）。
水野英子展のクリスマスツリーと女性
フォトスポットもありました。

私は不勉強で、あまりよく知らない作家さんでしたが
日本の少女漫画界の草分け的な存在で
手塚治虫をはじめ有名漫画家たちが暮らした
トキワ荘の紅一点として有名な先生だそうです。
  • 東村あきこさんのトリビュートイラスト

  • 山下和美さんのトリビュートイラスト

  • 展示された水野英子さんの作品

水野先生の作品はとても可愛らしく
夢のある作品ばかりで、
小さい頃に見た、ワクワクする少女漫画の世界を思い出しました。

展示室には
そんな水野先生に影響を受けて育った漫画家たちの
トリビュートイラスト原画も展示されていました。
あまりにビッグネームばかりで、驚きました。

１階にもお宝がいっぱい

  • 部屋に飾られた胡蝶蘭

  • 当時の面影を残すカップボード

  • 尾崎行雄と妻テオドアの写真

  • レンタルスペースにもなるお部屋

１階の部屋に戻ると、入口に尾崎行雄とテオドラ夫妻の写真を発見！
素敵な食器を集めたカップボードがあり
夫妻の暮らしを垣間見ることができます。

ここはレンタルスペースとして貸し出しも行っているそうです。

ショップ内にはレジェンドたちのサインも

ショップ内に置かれた漫画界のレジェンドらサイン
１階のショップでは、
展示会のグッズや、お土産物の購入も可能です。

そして、ショップ内で最も目を引くのが、
さりげなく置かれているレジェンドたちのサイン！

『ドラゴン桜』の三田紀房さん、『うる星やつら』の高橋留美子さん、
『土竜の唄』の高橋のぼるさん、『あしたのジョー』のちばてつやさん、
『マジンガZ』の永井豪さん、『はいからさんが通る』の大和和紀さんなどなど
漫画通とはいえない私でさえも知っている、有名漫画家ばかり。

熱心に写真を撮るファンが続出です（笑）
これは、ファンにとっては本当にお宝ですよね。
玄関に設置されたあ英国風ランプ
漫画界の超大御所や、地域住民に愛され
新たな100年に向けて、再び命を吹き込まれた水色の洋館。

完全予約制で、館内をじっくり見学することができました。
旧尾崎テオドラ邸は、実はまだまだ進化の途中なのだそう。
今後の展開が、今から楽しみです。
英国風ランプのアップ写真
来館者に人気だという、玄関に設置されたランプ。
写真映えすると、スタッフさんが教えてくれました。
確かに、なんともいえない優しい灯りです。
  • 洋館が描かれたオリジナルクッキー

  • 旧尾崎テオドラ邸の髪袋

クラウドファンディングのお返しが
アフタヌーンティー付き入場券だったのですが
なかなか予約が取れず、期日までの利用が難しかったため
オリジナルデザイン缶のお菓子を選びました。
これは「絶対残しておく系の缶」です（笑）。

他にもご紹介したいスポットが満載の豪徳寺エリア。
また別の機会に、ブログに書けたらいいなと思っています。
まずは今回ご紹介した豪徳寺の新名所、
水色の洋館を訪れてみてはいかがでしょうか？

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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CHIKAO

CHIKAO

東京都在住。ライター兼ディレクター。夫と社会人の息子の3人家族です。旅、食、インテリア、コーヒー、映画、神社巡りに興味津々！自分の楽しみや新しい挑戦、日々の気づきなどを楽しく発信していきたいです。

Instagram：chikachika_i

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