【ラグジュアリー・エアラインの最新】台湾へ、 短時間でも極上旅「スターラックス航空」

大人の海外旅行は、旅先ではもちろん、空の移動もより快適に過ごしたい。いつもの台湾旅がもっと贅沢に。注目の新興エアライン「スターラックス航空」のビジネスクラスに乗ってみた。

スターラックス航空

スターラックス航空

「このままもっと乗っていたい」と思わせる最新ビジネスクラス
『スターラックス航空』は、’18年に台湾で誕生したフルサービスの航空会社。台湾では、スタイリッシュで、高サービスのエアラインとして大人気だ。その人気の秘密を知りたくて、成田空港から出発するエアバスA350−900型機のビジネスクラスに搭乗した。

機内へと入ると、ビジネスクラスの座席配列は、ゆったりとした1−2−1の並び。後部に、陶器の壺や花をデザインしたパネルがあり、高級ホテルのロビーを思わせる雰囲気づくりがされている。ちなみに、ビジネスクラスの前方4席がファーストクラス。日本と台湾を結ぶ路線では唯一のファーストだ。

窓側席には窓の近くにランプシェードつきの照明がともり、プライベートデスクのようで落ち着ける。カップルなら中央2席に座ると、間仕切りを下ろして会話ができるしつらえだ。座席は、アースカラーを基調にローズゴールドを用いた高級感あるシックなデザイン。超高級車の車内にいるみたいだと思ったら、内装は、BMWデザインワークスが手がけたとのこと。離陸前には、マンゴーとパッションフルーツのジュースがサーブされ、南国気分が盛り上がる。目の前には、フルハイビジョンの24インチ大画面パネル。再生エコ素材から作られたグレーの軽いブランケットも心地いい。

離陸後は、ほどなくして食事のサービスが始まる。機内食は、ミシュラン星つきレストランや有名飲食ブランドとコラボレーションしているが、成田発便でのおすすめは、『人形町今半』監修の「黒毛和牛肩ロースすき焼き」。温泉卵をつけていただくすき焼きは、機内食としては出色の満足感。シャンパーニュやワインはもちろん、お茶やジュースが豊富なのも台湾らしいメニュー構成だ。

食後は、スライドドアを閉めて、完全個室モードに。選択肢が豊富なエンターテインメントを楽しむ際には、体が最もくつろげるゼロ G(ゼロ・グラビティ)モードにセットする。ほかのゲストとはほぼ視線を合わせることがなく、プライバシーをしっかり保てるのがとても快適。

片道約4時間だからこそ、最初から最後までぎゅっと楽しめたビジネスクラス。もっとこのまま乗っていたい、と心から思うフライトだった。

ぼーっと空を眺めるのが心地よい窓ぎわスペース。

ぼーっと空を眺めるのが心地よい窓ぎわスペース。照明も高速度の電気調光窓も、好みの明るさに調節できる

シャンパーニュは、ローランペリエ

シャンパーニュは、ローランペリエ

今半のすき焼きは、オンラインでの事前予約メニュー

今半のすき焼きは、オンラインでの事前予約メニュー

スライドドアつき個室型シートは、もちろんフルフラット。

スライドドアつき個室型シートは、もちろんフルフラット。高さ約123㎝で、プライベート感も高い

そばにあるコンパートメントでは、スマートフォンのワイヤレス充電ができ、ノイズキャンセリング機能つきヘッドセットなどを収納。

そばにあるコンパートメントでは、スマートフォンのワイヤレス充電ができ、ノイズキャンセリング機能つきヘッドセットなどを収納。雑貨類も収納できて便利

台北の桃園国際空港ターミナル1のスターラックス航空専用「ギャラクティック ラウンジ」。
台北の桃園国際空港ターミナル1のスターラックス航空専用「ギャラクティック ラウンジ」。

台北の桃園国際空港ターミナル1のスターラックス航空専用「ギャラクティック ラウンジ」。

オーダー式のフードメニューは時間帯によって異なり、豆乳と台湾菓子のセットや四川風担々麵、ハーバルスープなどどれも魅力的

オーダー式のフードメニューは時間帯によって異なり、豆乳と台湾菓子のセットや四川風担々麵、ハーバルスープなどどれも魅力的

Data
日本〜台北間は、北から南まで各地10カ所の空港から直行便がある。エアバスA350-900型機は、成田と関西の2路線で桃園国際空港間を運航(別機材の場合もあり)。成田~台北間のビジネスクラスは、往復¥147,000~(燃油サーチャージと空港諸税別)。
https://www.starlux-airlines.com/


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