【50代からはじめる語学】フリーライターの吉川明子さんはコロナ禍をきっかけにタイ文字の習得を開始!

アラフィーからタイ語の語学学習に挑戦しはじめた、フリーライターの吉川明子さんをご紹介。実際に語学学習中の読者のアンケートも必読!

【タイ語】謎の文字が読める喜び!小学生気分で楽しんでいます

お金を払っているのにもったいない!

ライターの吉川明子さんがタイ語学習に興味をもったのは、コロナ禍の’20年のこと。「緊急事態宣言で仕事が減り、タイが好きで、関連のYouTubeを見ているうちに、タイ語を勉強してみたい!と思うようになりました」

独学では学べる気がせず、タイ語学校のグループレッスンに参加した。しかし、仕事が忙しくなると、授業についていけなくなるようになっていった。「学校をやめたらタイ語もやめてしまうと思ってなんとか続けていたのですが、去年、『何年もお金を払っているのに身につかないのはもったいない!』と決意を新たにしました」

そこで取り組んだのが、長らく避けていたタイ文字の習得。タイ語は文字がむずかしくルールが複雑なため、発音記号と文法から学び、文字を後回しにしていたのだ。「謎の記号にしか見えないタイ文字ですが、子音、母音、声調記号の組み合わせで構成されています。ノートに何度も書いているうちに、ひらがなやカタカナを覚える小学生みたいな楽しい気分になりました」

スラスラと読むにはほど遠いが、謎の文字を言語として認識できるようになり、学習のモチベーションもアップ。スマホにタイ文字キーボードも加え、単語も調べられるようになった。「昨年末に半月タイに滞在したとき、意外とタイ語が通じました。50歳を過ぎてあえてむずかしいタイ語に挑戦するなんて!と自分にツッコミを入れつつも、今は学ぶ楽しさが勝っています」

タイ少数民族の刺繡ポーチに入れている、自作のタイ文字の単語帳。地下鉄移動中などにめくって覚えている

タイ少数民族の刺繡ポーチに入れている、自作のタイ文字の単語帳。地下鉄移動中などにめくって覚えている

現在使っているタイ文字のテキストと辞書

現在使っているタイ文字のテキストと辞書

アユタヤの串揚げ屋台。こうしたローカル屋台や市場などでは英語が通じないこともあり、タイ語で話しかけると喜ばれる。

アユタヤの串揚げ屋台。こうしたローカル屋台や市場などでは英語が通じないこともあり、タイ語で話しかけると喜ばれる。ちなみに屋台上の看板には「アーハンタームサン」と書いてあり、これは「注文に応じて料理を作る」という意味

Profile
フリーライター・吉川明子さん

フリーライター・吉川明子さん

よしかわ あきこ●出版社、編集プロダクション等を経て、’08年からフリーランス。雑誌やWeb媒体で執筆。仕事で訪れたタイの居心地のよさにハマり、リピーターに。

読者も語学に夢中!

【英語】元CAなのに、英語がパッと出てこない!(50歳・主婦)
元CAで英語は学び続けていましたが、退職後やめてしまいました。海外旅行でパッと英語が出てこなかったことから学びを再開! YouTubeなどを見て、時間がない日でも、朝のメイク時間などを使って英語の聞き流しだけでもするようにしています。年齢のせいか、シャドーイングしようとしても口が回らないこともありますが、訪日外国人に躊躇なく道案内ができ、海外旅行先で家族の通訳ができるようになるのが今の目標です。

【ポルトガル語】ボサノバを歌うために独学中(57歳・自営業)
以前バンド活動をしていて、今はギターの先生の伴奏に合わせていろんな歌を歌っています。そこでハマったのがボサノバ。ポルトガル語で歌うために発音や単語の意味を理解したいと思いました。曲を聞きながら歌詞カードを読み、独学しています。楽に耳コピできたのは40代半ばまで。今は何度も聞き返し、復習して単語を調べないと頭に入りませんが、発音をほめられるようになり、歌うことがますます楽しくなってきました!

【イタリア語】定年後、短期留学したい!(50歳・会社員)
イタリアが好きで、イタリア製の洋服も好き! 定年退職後の短期留学を目標にイタリア語をがんばっています。車での通勤中はNHKラジオ講座を聞き、語学学校にも通っています。テキストの文字が小さいときは、iPadのカメラで撮影して拡大。スペイン語やフランス語と似ているので、いつか3カ国語を理解できるようになりたいです。

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