見た目も中身も素敵な『kotoba』。

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季刊誌『kotoba』の冬号がとってもいい感じ。

エドワード・ホッパーの絵が表紙や扉にたくさん登場し、つげ義春さんの短編『海辺の叙景』も再録されているので、個人的にどストライク⚾ 140~141Pの名言集のページデザインには、その直前の『海辺の叙景』最終コマへのオマージュを感じます。編集氏もしくはデザイナーさんの深い作品愛があるのかも。

そのせいか、ポスターがこれまた素晴らしい出来なのです! 宣伝用に分けてもらい、それを持ち帰る途中も開いて見てからも、心がキャーキャー言いっぱなし✨  どのくらい嬉しいか? 同じくつげ作品の『古本と少女』の最後のコマの少年の感じ、と伝えて分かって下さる方がいらしたら、いっそう嬉しく思います。

特集では永井荷風、カミュ、ニーチェ、サンテグ=ジュペリ、寺山修司、尾崎放哉などの作家および寄稿家の方ご自身について、孤独をめぐる言説が多数展開されています。なかでも岸惠子さんのお言葉は、エクラ読者に響くところがとても多いはず。

ひとり楽しむ冬の読書に、ぜひどうぞ。
(編集B)

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