老舗喫茶店のフレンチトーストと、初雪。

2019年1月14日

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東京の初雪で思い出した、イノダコーヒのフレンチトースト。密かに「京の初雪」と呼んでいます。

あるとき、朝から京都駅にいるんだし、地元っ子気分を満喫するぞということでイノダコーヒへ向かいました。食べたことのないものにしてみようと頼んだのが、こちらのフレンチトースト。出された瞬間、「おおきに」どころか「ひッ」としか言えませんでした。

見よ、この糖質200%のビジュアル。小人が雪合戦を始めるレベルでお砂糖が降り積もっているではありませんか。これでアパレイユが中まで沁みていたらと思うと、ナイフを握る手が震えます。。

結論としては、本体はアパレイユを使ってあるものの甘くはなく、軽く浸した程度で、揚げパンに近い状態。自分で甘さを調節しながら食べるのでした。仕掛けがわかれば一安心。絶妙なパリふわ食感のパンと、シャリシャリのお砂糖の組み合わせをしっかり堪能しました。

さて、「なぜ初雪か?」ですが、茶色と黄金色の上にのったパウダー状の白。これって、杮葺の屋根に雪が積もった、金閣の色合いです。「寒さ本番 古都もうっすら雪化粧」みたいなニュースで必ず出てくる、あの風景。「京の雪」だけでは金閣寺のイメージに絞れないので、初雪とした次第。あたたかい食べ物にはふさわしくないあだ名ですけど、それでもやはり、「一夜のうちに景色が一変!」くらいのインパクトがこのお砂糖の量にはあったのです。

2枚目の自宅再現では、無理やり屋根の感じを出すように盛ってみました。家庭では、タカギベーカリーの「阿蘇牛乳のミルクブレッド」が小ぶりで作りよく、おすすめです。これでも「ひと切れ5000メートル(本気RUN)」くらいのエネルギーになりそう。

しかし、油とお砂糖の組み合わせって、悪魔的に美味しいですねえ。
(編集B)

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