意外とさっぱり食べられる!表面カリカリ「揚げ豚とキャベツ」レシピ

お出かけができないときは、おうち飲みがおすすめ! メインの肉料理にお酒がすすむ揚げ物はいかが? 「揚げ豚とキャベツ」を料理研究家の有元葉子さんに教えてもらいました。シュワシュワッとしたお酒と一緒にいただいて、日頃のストレスを吹き飛ばしましょう。
教えてくれたのは…
有元 葉子(ありもと ようこ)

有元 葉子(ありもと ようこ)

料理研究家。台所道具のシリーズ「ラバーゼ」のプロデュースも手がける。100冊以上の著書をもち、エクラの連載を単行本化した大好評の『この2皿さえあれば。』の第2弾、『この2皿さえあれば。春夏編』(仮題・
集英社)を5月末に上梓予定。

“表面がカリカリの豚肉。軟らかい春キャベツと一緒にどうぞ”

揚げ豚と春キャベツ

●材料(4人分)

豚肩ロースかたまり肉……500~700g

揚げ油(捨てる前の古い油で可)……適量

しょうゆ……1/2カップ

黒こしょう……大さじ2

春キャベツ……5~6枚

作り方

1.厚手の深鍋に豚肉をかたまりのまま入れ、肉の厚みの半分ぐらいの高さまで揚げ油を注ぐ。鍋にふたをして中火にかける。

2.揚げ油の温度を中温に保ちながら、ときどき上下を返して35~40分揚げる。

3.春キャベツは食べやすくちぎり、冷水につけておく。


4.ボウルにしょうゆを入れ、黒こしょうをたっぷりひく。


5.2の揚げ豚に串を刺してみて、澄んだ肉汁が出れば中まで火が通っている。油から引き上げて、そのまま④のボウルに入れる。全体にしょうゆをからめ、しばらくおいて味をなじませる。


6.キャベツの水気をきって器に盛り、食べやすく切った揚げ豚をのせ、つけ汁(タレ)をかける。

表面がカリカリの豚肉。 軟らかい春キャベツと一緒にどうぞ

「かたまり肉を丸ごと揚げるなんて大胆、と思われるかもしれませんが、ずいぶん昔からわが家の定番です。この料理にかぎっては、捨てる前の古い油でいいんです。肉の上下をたまに返す程度で放っておけるのでラク」

 
時間をかけて揚げた豚肉は、表面がカリカリになっておいしく、肉の脂が抜けるせいで意外にさっぱり。「油から引き上げたら、そのまましょうゆの中へ。肉についた油もタレになります。このタレで、生の春キャベツを食べるのが最高。ビールの相手にぴったりです」

◎POINT

鍋のふたを開けるときは、ふたを傾けずに水平に持ち上げること。こうすれば、ふたについた水分が油の中に落ちること

なく安全。

ふたを傾けずに水平に持ち上げること
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